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今、自分の努力が認められなくて、悩んでいませんか?
筆者は、人事として働いていたとき(人材コンサルタントと外資系人事の経験があります)、自分では頑張っているつもりでも周りからはなかなか評価されない人をたくさん見てきました。
これは、上司や会社に問題があるケースだけではありませんでした。正直に言うと、本人の言動ひとつで実は評価を下げている、というケースもチラホラ……。
あなたも、気付かないうちに評価を下げる言動が習慣になっていませんか? もし評価されたいと思っているなら、ぜひ以下5つの習慣だけはやめてみてほしいです。
■1:いつも権利ばかり主張する
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まず、会社の制度は利用して当たり前と思っていませんか? それで、「私は子どもがいるからこの制度を使う権利がある」「私は主婦なんだから早く帰りたい」などといつも言っていませんか?
会社は組織なので、自己主張ばかりする人は評価対象になりにくいです。そもそも会社の制度は、色々な社員が仕事で自分の力を最大限に発揮してもらうためにあります。
権利ばかり主張ばかりするのではなく、「私は子どもがまだ小さいから、この制度を利用した方が会社にとってもいい(他の女性社員がとりやすくなる、不慣れな誰かがやるより仕事の質が高められる)」という風に考えましょう。
■2:いつも周囲に遠慮ばかりする
また、逆に「申し訳ない」「私ばっかりごめんね」などと卑下するような発言が口癖になっていませんか?
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それで、「時短勤務だから重要な仕事は引き受けない方がいい」「在宅勤務だからプロジェクトに参加しない方がいい」などと周囲や上司に気を遣いすぎてしまいませんか?
これも、評価を下げてしまう原因のひとつです。評価とは、仕事のアウトプットに対して公平にされるべきであり、わざわざ自らアウトプットのレベルを下げることはありません。遠慮しすぎも気を付けましょう。
■3:いつも前の会社と比較する
評価されにくい人がよく使っている口癖は、他にもあります。それは、「普通の会社には●●があって当然だよ」「この会社、●●がなくておかしくない?」といったもの。この口癖は、とくに転職したての人がよく使いやすいです。
悪い比較は、聞いていて気持ちいいものではありません。「うちの会社に馴染もうとしない」と思われて、評価を下げることにもつながります。できるだけ、「こうゆうのがよかったから、取り入れてほしいのですが……」と提案していきましょう。
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■4:いつも「私は完璧だ」と言う
あと、「今までミスしたことない」「メモしなくても覚えられます」などが口癖になっていませんか? これは、言えば言うほどNG。周囲から「口だけの人」と思われてしまいます。
やっぱり、プライドの高すぎる人は評価されにくいです。本当に完璧な人は周囲がそれを認めているので、自分からはあまり言わないですよね。
もし言うとしたら、「ミスもあると思うので、そのときは遠慮なく言ってください」くらいがベターです。
■5:いつも期限を決めない
最後は、頼まれたらそのまま後回しにする習慣。これも、評価につながりにくいです。
「●●日までにやります」「●●時からでもいいですか?」など、期限を決めないと「いつになったらやるの?」「あれ、どうなっているの?」となります。
また、「この作業は時間がかかるので」と言い訳ばかりするのもよくないです。仕事は効率も考えないといけません。
もし、自分で効率化できそうもないときは、「効率よく作業するためにはどうしたらいいでしょうか?」などと相談しましょう。
以上、知らない間にやってしまいがちなNG習慣でした。いかがでしたか?
ちなみに筆者の知り合いは、時短勤務制度を利用しているとき、ランチタイムや休憩時間を”ながらミーティング”にあてていました。
具体的には、上司とランチを食べながら業務の振り返りをしたり、休憩時間のおしゃべりはチームの課題ヒアリングにあてたりしていました。
このように、少し目線を変えて時間を活用すると、周囲からも「頑張っているね」と思われやすくなります。
評価アップのために、周囲の印象は大事です。ぜひ、ちょっとずつ意識にしてみてくださいね!
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