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――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。(週2回更新予定)
■『バカハザ 〜少年バカボン×バイオハザード〜』
『少年バカボン』と『バイオハザード』が異色のコラボ! 『バイオハザード』の世界で、“バカボン”がサバイバルホラーを繰り広げる『バカハザ 〜少年バカボン×バイオハザード〜』(以下、『バカハザ』/Gamedo、KADOKAWA、CAPCOM)が10月25日、Android/iOS向けに配信開始された。
今年は『バイオハザード』が20周年、来年は赤塚不二夫の代表作『天才バカボン』が50周年を迎える。それぞれの作品が節目を迎える今、『バカハザ』は誕生した。バカ出小学校の遠足中に、森に迷い込んだバカボンたちが謎の遺体を発見。そして異形の野犬に襲われて森の中を逃げまわるうち、古びた洋館にたどり着いたのだが……といったストーリーが展開されるホラーアクションゲームだ。
少年向けゲーム専門誌『デンゲキバズーカ!!』(KADOKAWA)に掲載されていた『少年バカボン』は、『天才バカボン』の新作にして“バカボンのパパ”ではなく“バカボン”を主役にすえたギャグマンガ。主人公の“バカボン”をはじめ、ごく普通の大富豪を親に持つウルトラリッチおバカボーイ“アホヤ”、ジャーナリスト部のキャップだが「ジャーナリスト」を「ジャーナリトス」と言ってしまう“アホナ”といったキャラが『バカハザ』にも登場。行く手を阻む様々な仕掛けを攻略し敵を倒して、洋館のナゾを解き明かしていく。
同作の魅力は、マップ・BGM・武器・アイテムなどが『バイオハザード』の1作目をベースに作られた世界を舞台に、『少年バカボン』の個性的なキャラたちが8ビット風ドット絵で“バカ怖い”物語を展開するところだろう。実際に『バカハザ』をプレイした人たちからは、「意外にもかなり真面目に初代バイオを再現してるのが面白い!」「ゲーム序盤だけやったけど、ほぼほぼ初代バイオですげぇ」「名シーン再現、敵やアイテム配置、何もかもが懐かしい。世界観を壊しすぎないバカボン達の可愛さがあいまって、とても良い雰囲気」との声が上がるなど、大好評のようす。
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しかし、「バカハザ操作慣れないなー」「面白いけど操作がムズい」といった声も少なからず上がっている。操作方法は、タッチやスワイプといった直感的でシンプルなもので、敵はタッチして攻撃できるのだが、意外と難しいようだ。しかし、「操作がムズいけど、まぁそれも初代バイオっぽいところ」「そんなとこまで初代と同じにしなくてもいいのにw」「操作が難しいのがバイオなんだよ。サクサクゾンビ避けられたらすぐおわっちまう」とバイオファンからは納得(?)の声が上がっている。
ご存知の通り、初代バイオは慣れるまではキャラの操作が難しく、「壁にガツガツぶつかりながら何とか歩く」「逃げようとしたら突進して攻撃される」といったことは、よく“あるある”ネタにされるほど。『バカハザ』には「本家バイオより操作性全然いいだろ」との声も上がっているほどだ。
『バカハザ』はマルチエンディングとなっており、選択肢や行動によってエンディングが変化するため、やりこみ要素もたっぷり。敵は洋館ではお馴染みのゾンビやカラス、ヘビなどから、ウナギイヌによく似た“ウナベロス”が登場する。
初代バイオの雰囲気を残しつつも、気軽に楽しめるゲームとなっている『バカハザ』。謎解きに詰まったあの部屋も、トラウマになったあの廊下も懐かしい記憶が蘇るかもしれない。
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