まあせんせいが語る!「自分の行動に気づくこと」を教える大切さ

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2017年02月19日 20:53  &Mama

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今日は都内保育園でまあせんせいとして園長をしている筆者が、“問題行動に気付かない人”のお話をしたいと思います。


いや〜気づかないほど不幸なことはありません。空気が読めないのも同じく。あれは天性でしょうか。いやいや“育ち”だと僕は思うのです。



自分の行動に「気づくこと」を教える大切さ
source:https://www.shutterstock.com/

大きくなって大人になり、有罪と無罪すらの見極めがつかないのです。これはまさに経験の賜物であり普通の人は犯罪であるからしてはいけないという判断するチカラを身につけているのですが……。


ひとつの大きな基準は社会的な規範の中で判断し生活できるのかという点に尽きます。お話の領域が大きくなりましたので小さなところに戻しますが、私たち幼児期に関わる人間は、“子どもたちに自分の行動に気づくこと”を大切に伝えています。


子どもは生まれもっていけないことの判断はつきません。なんとなく空気感や大人の顔色をみて判断はしますが、なぜいけないのか?疑問に思っているのです。


大人はその疑問に応えるように具体的に伝えることが必要なわけです。



「子どもの気づくチカラ」を引き出すフレーズ
source:https://www.shutterstock.com/

さあ、ここで質問!


あなたが保育者だったとします。クラスで騒いでいる子がいました。どうしますか?


「うるさいから黙りなさい!!」と答えるのも間違いではないですが国家資格を持つ保育士ならば……、


そう!そこで叱るのではなく「〇〇くん、まわりのお友達が迷惑してるよね。どう? 〇〇くんが静かに絵本を読みたい時にお隣のお友達がうるさかったらどんな気持ちがするかな〜?」なんて優しく声をかけることでしょう。


この具体的かつ相手の立場に置き換え考えさせる言葉がけこそ、“子どもの気づくチカラ”につながるのです。


この気づきはすぐに身につくものではありません。少しずつ成長のなかで分かる時が来るのです。


その時を根気よく待つことが親の役割でもあります。この気づけないことは、その子どもの将来に渡って不幸にします。



【画像】


※  Poznyakov、Nina Buday / Shutterstock


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【著者略歴】


※ 菊地政隆(まあせんせい)・・・社会福祉法人理事・学校法人理事・園長・保育士・幼稚園教諭・歌のお兄さん・大学客員准教授、その他「TBS情熱大陸」など多数のメディアに出演。公式HP http://masensei.com/


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