開幕2試合で早くも7失策…阪神、守乱響き今季初黒星

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2017年04月01日 20:22  ベースボールキング

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ベースボールキング

○ 広島 9x − 8 阪神 ●
<2回戦・マツダスタジアム>

 広島が5時間越えの乱戦を制し今季初勝利。一方の阪神はこの日もディフェンスに綻びが目立ち、逆転サヨナラで今季初黒星を喫した。

 阪神は1回表、3番糸井の2試合連続打点となる右犠飛で先制。その後も5番原口、8番梅野が適時打を放つなど、幸先よく4点を先制した。その裏、先発の岩貞が3ランを浴びたが、2回にも2点を加え再び3点リードを奪った。

 しかし5回裏、岩貞がこの試合5つ目の四球を与えたあと、5番鈴木に1号2ランを浴び1点差。その後も2番手の松田、5番手の藤川が四球絡みで失点し、ついに8−8の同点に追いつかれてしまった。

 8回には、左翼・高山が何でもない飛球を落球。続くバント処理を、今度は6番手のマテオが一塁へ悪送球するなど、この試合でも複数失策を記録。それでも、このピンチは何とかマテオが無失点で凌いだが、延長10回は一死一塁から、7番手のドリスがけん制悪送球。さらに一死二塁から、今度は遊撃・糸原の一塁悪送球で二、三塁とされたあと、途中出場の安部にサヨナラとなる適時内野安打を許した。

 この試合は広島投手陣も15四死球を記録し、阪神投手陣の13四球と合わせ計28四死球。9回までの26四球(広島、阪神とも13)は80年ぶりのプロ野球ワーストタイ記録となり、阪神は前夜の3失策を上回る4失策を記録した。

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