田尾氏が指摘する中日・ビシエドの欠点

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2017年04月02日 10:12  ベースボールキング

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中日のビシエド
昨季は開幕から3試合連続本塁打を記録した中日の4番・ビシエドだが、今季はここまで開幕から2試合連続無安打。オープン戦も打率.178に終わっており、状態がかなり心配だ。

 1日に放送されたニッポン放送ショウアップナイターの巨人−中日戦(東京ドーム)を解説した田尾安志氏は「ビシエドが去年から欠点がある」と指摘する。

 その欠点というのは「右の肩が突っ込んでくる」というものだ。田尾氏は「そうなるとインサイドが打てない。治せているかなと思ったんですけど、治せていないんですよね」と話す。

 つづけて田尾氏は、「ビシエドも分かっているんだが、去年から全くバッティングフォームが変わっていない」とし、「僕はリナレスコーチが、良いコーチなのかなというのは疑問符なんですよ」とバッサリ。

 また、ビシエドが昨年3・4月の月間MVPを獲得した時の打撃について田尾氏は「長距離砲なので、最初はインサイドに投げるのが怖い。そこで外を中心に勝負していったら、センターから逆方向にガンガン本塁打された」と分析。

 当たりが止まった夏場以降は「投げるところがなくて、インサイドを投げてみたら『あれ、ここ詰まるぞ』というのをみんな感じたんですよね。インサイドを中心に投げたら抑えられた」と相手バッテリーの研究にビシエドが対応できていないように見えるようだ。

 中日がAクラス入り、リーグ優勝するためにも『4番・ビシエド』の出来がカギを握る。一日も早い復調が求められる。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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