アトレティコ、15年ぶりの珍記録…リーガで6本連続のPK失敗

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2017年04月17日 20:17  サッカーキング

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オサスナに快勝したアトレティコだが、珍しい記録を打ち立ててしまった [写真]=LatinContent/Getty Images
アトレティコ・マドリードが、リーガ・エスパニョーラのPKにまつわる“珍記録”を15シーズンぶりに打ち立てたようだ。15日付のスペインラジオ局『オンダ・セロ』などが伝えている。

 アトレティコ・マドリードは15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節で、オサスナ相手に3−0と快勝。リーグ戦の無敗記録を「8」に伸ばし、3位の座をキープした。

 しかし同クラブは、試合中に与えられた2本のPKをいずれも失敗。89分にはベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコが、その1分後にはガーナ代表MFトーマス・パルティがそれぞれキッカーを務めたが、2本ともオサスナのイタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグにセーブされた。

 この結果、昨年9月17日に行われた第4節スポルティング・ヒホン戦で元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが成功させたのを最後に、6本連続でPKを失敗していることになってしまった。リーガ・エスパニョーラのあらゆるデータを網羅するスペシャリストとして知られるミスター・チップ氏によると、6本連続でのPK失敗は2001−2002シーズンから2002−03シーズンにかけて同様の記録を残したアラベスに並ぶ同リーグのワーストタイになるという。

 なお、今シーズンはカップ戦を含めた全公式戦で13本のPKを獲得しているアトレティコ・マドリードだが、得点に結びつけられたのは5本だけ。成功率はわずか38.5パーセントとなっている。選手別に見ると、成功数が最も多いのはフランス代表FWケヴィン・ガメイロで2本(ただし、1本失敗)。一方、失敗数が最も多いのは同FWアントワーヌ・グリーズマンで3本(1本成功)となっており、フランス代表コンビで明暗がくっきり分かれている。

 12日のチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでは、レスター相手にグリーズマンがPKを決めて1−0の勝利を飾ったが、18日に行われるセカンドレグでは、PK以外のチャンスで確実にゴールを決めておくことが準決勝進出の鍵となるかもしれない。

(記事/Footmedia)

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