17日、イングランド2部にあたるフットボール・リーグ・チャンピオンシップの第43節が行われ、プレミアリーグに昇格するチームが決定した。
そのチームとは、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンだ。
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ブライトンは1901年に創設され、1910年にはFAチャリティ・シールドで優勝したこともある古豪。愛称は「カモメ」を意味する「The Seagulls(シーガルズ)」だ。
そんなブライトンは開幕直後からニューカッスルとともにリーグを席巻しており、この日行われたウィガン戦に2-1と勝利し勝ち点を「92」に。
そして、直後に行われた試合で3位ハダーズフィールド・タウンがダービー・カウンティと引き分けたため、ブライトンの自動昇格が決定した。
ウィガン戦の終了後、ブライトンのサポーターたちはファルマー・スタジアムに残り、ハダーズフィールド・タウン戦の行方を見守った。
そしてタイムアップのホイッスルが鳴り昇格が決まると、ファンがピッチになだれこむ事態となった。
ブライトンが最後に1部リーグを戦ったのは1982−83シーズン。以降、34年にわたって2部以下での生活を余儀なくされ、97−98シーズンには4部リーグで23位に沈むなど低迷した時期もあった(4部での23位は1部の1位から数えて91番目の順位)。
しかし近年は2部で好成績を残しており、2012−13シーズン、13−14シーズン、15−16シーズンにはプレーオフに進出するも、あと一歩のところでプレミア昇格の夢は掴めず。この34年間で1545試合を戦い、今回ついに悲願の昇格権を手にした。
なお、イングランド2部は残り3試合。自動昇格圏内の2位につけるニューカッスルと3位レディングの間は勝ち点差が「6」あり、週末に行われるノッティンガム・フォレスト戦でレディングが白星を逃せば、ニューカッスルの昇格が決定する。
(記事提供:Qoly)