イヴァンカ・トランプ、父の“女性蔑視発言”で涙 アドバイス聞かぬ父に呆れ

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2017年05月04日 14:53  Techinsight Japan

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イヴァンカ氏、涙を浮かべて父を批判も(出典:https://www.instagram.com/realdonaldtrump)
ドナルド・トランプ大統領の愛娘イヴァンカ・トランプ氏は、父を助けるべく大統領補佐官として活動中だ。そんな彼女は何かとお騒がせ発言の多い父を庇い、「私を男きょうだいと分け隔てなく育ててくれた人物です」と述べるなど「決して女性差別主義者ではない」と強調してきた。しかしその裏で、父が過去に放った“女性蔑視発言”リークスキャンダルにはイヴァンカ氏も相当なショックを受けたのだそう。軽い謝罪で流そうとしたトランプ氏に詰め寄った末、涙を浮かべ部屋から飛び出す一幕もあったという。

「あの女をやろうとして失敗した。既婚者だったんだ。」
「俺は美人を見ると自動的に惹かれちまうのさ。キスをし始めるってわけだ、まるで磁石のようにな。俺は待たない。スターなら、女はやらせてくれるのさ。何だってできるんだ。アソコをつかんでな。」

そんな下品な会話を過去にし、それが大統領選挙戦中にリークしたため“渦中の人”となったドナルド・トランプ氏。しかし支持者は「アメリカを再び偉大にしよう」というトランプ氏を見捨てず、彼は逆風を跳ね返して大統領選に勝利した。

ところがこのスキャンダル勃発時、イヴァンカ氏は曖昧な謝罪で済まそうとする父にずいぶん腹を立てたもよう。『nytimes.com』によると、その日トランプ氏は「トランプ・タワー」にて討論会に向けての準備を進めていたという。そこに側近から「テープがリークした」「メディアに報道される」といった情報が飛びこんできたといい、イヴァンカ氏もビデオを確認して後の対応を検討したそうだ。しかしトランプ氏は「気分を害した人がいるなら申し訳ない」と話す程度で十分だと主張。アドバイザーらは「それでは不十分です」と訴え、イヴァンカ氏も「明白な謝罪を」と迫ったという。それでも意見を曲げない父を見てイヴァンカ氏は目に涙を溜め、顔を真っ赤にしつつもその場を立ち去ったのだ。

その後、トランプ氏は「リークした会話は“ロッカールームでの軽口”のようなもの」との釈明で強引に幕引きを図るも失敗した。大変な批判を受けた末に、「これは素の私を表す言葉ではありません」「私は間違えていました。謝ります」と謝罪するに至っている。

なおイヴァンカ氏は父の補佐官として活動中だが、父のアンチには嫌われブーイングされることもある。それでも「大丈夫ですよ、慣れっこですから」と流し、笑顔を絶やさない。彼女は現在35歳だが、これまで父を拒むことはほぼなく反発することもなかったという。大統領もそんなイヴァンカ氏を溺愛し、過去には「自分の娘じゃなかったら付き合っていたかも」と発言し猛バッシングされた。

「私はトランプの娘。生まれてからずっと父を知る身ですし、父も私を信頼しています。」

そう語るイヴァンカ氏は今後も父を懸命にサポートしていくはずだが、その道のりは長く険しい。

出典:https://www.instagram.com/realdonaldtrump
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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  • 物凄くやらせ臭いバカバカしい話ですけど、やれインテリだやれ理想だとかより、こういう泥臭い話が好まれる事も、世の中沢山あります。インテリとか理想論だけが政治じゃないですからねぇ。
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