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筆者がピチピチの女子高生だったとき、春になると必ず、朝礼などで注意喚起がありました。それは「春になったら、ヘンな人が出てくるから気をつけるように」というもの。
“ヘンな人”は実際筆者が通う女子高の周辺に、予告どおり出没したものです。
温かくなってくると開放的になるのは世の常、人の常なのかもしれません。しかしながら、お相手が同じ屋根の下で暮らすのに、ムラムラしたまま、何も出来ず……という方はいらっしゃいませんか?
今回は子育て&ご機嫌妻アドバイザーである筆者が、ムラムラの解消法をご紹介します!
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●ホンモノの性欲は、月に1回!?
からだクリエイトきらくかん代表の奥谷まゆみさんによると、女性の性欲は本来月に1回なのだそうです。その他の性欲は、いわば“ニセモノ”とのこと。
考えてみると、性欲と言うのは本来命を繋ぐために湧き起こるもの。受精可能な時期に、「今!」というのが本来の姿と言われれば、確かにという気がします。年中発情しているのは、あらゆる動物の中でも、人間だけです。
●ニセモノの性欲とは?
奥谷さんによると、ニセモノの性欲は“満たされたい”時に起こるものなのだそうです。
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ムラムラすることの多くが、この“ニセモノの性欲”だとしたら、セックスそのもので解消するのは“ごまかし”ということになります。もちろん、して悪いことはありませんが、もしかしたら求めているのは、他のことではないでしょうか?
ということは、ムラムラの正体は、“本当に求めていることが分からない状態”ということになります。そんな状態のまま、誰かとセックスしても、満たされたことにはなりませんよね。終わった後に、空しい気分になること必至です。
●子どもに愛をあげるために、“自分を満たす”
現代人はしなければならないこと、すべきこと、他者から求められていることなどで、アタマの中がいっぱいです。忙しい毎日では、大事な何かが出て行きこそすれ、“満たす”ことは難しいのが現状ではないでしょうか。
自分を満たす方法を知ることは、特に子どもを育てている親にとってはとても大切で必要なことです。なぜなら、子どもは親からの愛をどんどん吸収して大きくなります。まるで、植物が水をぐんぐん吸い込んで、葉を繁らせるように。
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ですから親が満たされていないと、あげる分が無くなってしまいます。カラカラにひからびた土のような、辛そうな状態です。これではとても、みずみずしい緑を育むことは出来ません。
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たとえば筆者にとっては、アートに触れる時間がとても大切です。ですからイライラしたり、心がカサカサしていると感じる時は、美術館に行く時間を無理にでも捻出したり、どんなに眠くても、夜中遅くまで趣味の絵を描く時間を確保します。
寝不足でも、好きなことを1日の最後に出来た方が、次の日はどこか余裕を持って子ども達に接することが出来ることに、最近ようやく気付いたのです。
それまでは、とにかく明日のために早く寝かさないと、早く寝ないと、と、“今”を生きていない状態だったと思います。
もし、自分を満たす物が何か分からない……という方には、プチ瞑想をオススメします。自分を満たす方法を知らないと言うことは、自分自身と離れてしまっている、自分自身を見失っているということです。
たとえばベッドに入る前に、薄目をあけて、呼吸に集中する時間をとってみてください。吸う息が自分を満たし、満たした空気が自分から出て行く。自分自身に集中する時間をとることで、自分自身と繋がることが出来るのです。
あなたのムラムラは、何を求めているものでしょうか?
自分の胸の中のムラムラに、聞いてみてくださいね。
【参考・画像】
※ 奥谷まゆみのおんなのカラダ道
※ Enrique Arnaiz Lafuente、Kiselev Andrey Valerevich / Shutterstock
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【書籍】
※ 奥谷まゆみ (2009)『新・お産本 〜すべてのお産がベストなお産〜』(カメストア)
【著者略歴】
mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー、兼、ご機嫌妻アドバイザー。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。
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