浦和レッズは2日、サポーターの違反行為に対する処分を発表した。
今回処分の対象となったのは、4月30日にNACK5スタジアム大宮で開催された2017明治安田生命J1リーグ第9節・大宮アルディージャ戦のもの。4つの違反行為について、計5名が処分を科されている。
まず、「緩衝帯フェンスのメッシュのカバーをはがす行為」及び「ピッチへのフラッグの投げ込み」を行ったサポーター1名が、5月4日に行われた第10節・鹿島アントラーズ戦より、浦和が出場する全ての試合における無期限の入場を禁止とされた。このサポーターは過去に違反行為があったとして重い処分となっている。
次に、「緩衝帯フェンスを蹴る行為」をしたサポーター1名が、鹿島戦より浦和が出場する2017シーズンの全ての試合における入場を禁止された。こちらも過去に違反行為があったとして同様の行為をした違反者よりも重い処分となっている。
そして、「緩衝帯のフェンスを蹴る行為」及び「緩衝帯のメッシュのカバーをはがす行為」をしたサポーター1名が、鹿島戦より9月23日に開催される第27節・サガン鳥栖戦までの浦和が出場する計31試合で入場が禁止に。
また、「緩衝帯フェンスを蹴る行為」をしたサポーター2名が、鹿島戦より9月3日に開催されるJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦(対戦相手未定)までの浦和が出場する計26試合において入場を禁止されている。
浦和は今回の件について以下のようにコメントを発表している。
「あらためて、当日ご観戦をされたみなさまをはじめ、運営主管である大宮アルディージャ様や多くの方々にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」
「試合運営を妨げる違反行為は、決して許されるものではありません。本件を重要な問題として真摯に受け止めて、今まで以上にファン・サポーターのみなさまとコミュニケーションを図りながら、再発防止に取り組んでまいります」
「観戦ルールやマナーは、選手や観戦するみなさまの安全のために設けられております。ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、遵守頂きますよう、ご理解とご協力をお願いいたします」