バルセロナは25日、ドルトムントからフランス代表MFウスマン・デンベレを獲得することで合意に達したとクラブ公式サイトで発表した。
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デンベレは27日にバルセロナに到着し、翌28日にメディカルチェックを行う予定だという。契約期間は5年間で移籍金は1億500万ユーロ(約136億円)+ボーナス。契約解除金は4億ユーロ(約518億円)に設定されている。今夏パリ・サンジェルマンに2億2200万ユーロ(約288億円)で加入したブラジル代表FWネイマールに次ぐ史上2番目の移籍金で、2016年にユヴェントスからマンチェスター・Uに移籍したフランス代表MFポール・ポグバと同額となった。
現在20歳のデンベレは、レンヌの下部組織出身。2015年にトップチームデビューを果たすと、リーグ・アンで26試合に出場、12得点5アシストを記録した。その後、2016年5月にドルトムントと5年契約を締結。ドルトムントでは公式戦50試合に出場し、10得点22アシストをマークしていた。
今夏の移籍市場ではかねてからバルセロナが獲得を目指していることが報じられていたが、ドルトムントは1回目のオファーを拒否。するとこれに反発したデンベレは、チームの練習を無断で欠席し、一時は音信不通となるなど現場が混乱した。
その後、ドルトムント側は謹慎処分を科し、トレーニングに参加していなかったため、24日に発表された2018 FIFAワールドカップ ロシア欧州予選に臨むメンバーからも落選していた。フランス代表としては昨年9月にA代表デビューを果たし、これまで7試合に出場して1得点を挙げている。
バルセロナは今夏、これまでにスペイン代表FWジェラール・デウロフェウ、ポルトガル代表DFネルソン・セメド、ブラジル代表MFパウリーニョを獲得している。