アナログ壁掛けデバイス「Eta Clock」、見れば仲間の「今どこ?」がわかる

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2017年09月17日 21:03  Techable

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おしゃれな雑貨屋の時計コーナーに置いてあっても違和感のない「Eta Clock」。この壁掛けデバイスは、時間を知る目的での利用はできない。替わりにこのデバイスが教えてくれるのは、今現在、家族や友人が時間を過ごす場所だ。

仲間の居場所を知ることはスマホアプリを通しても可能だが、その機能をわざわざ、持ち運びもできず設置スペースも必要なプロダクトに持たせることで、いったいどんな価値が生まれるのか。Eta Clockの魅力をご紹介する。
・大切な人の過ごす場所が直感的に把握できる
Eta Clockには、モダンでシンプルな文字盤に、付け外しが自由でカラフルな時計針が付けられている。時計針に割り当てた人が、現在どこで時間を過ごしているかが、それぞれが指しているアイコンでわかる。

家具として生活に馴染むように素材とデザインが工夫され、いつも大切な人たちとの繋がりを感じられるようなプロダクトに仕上がっている。

大切な人の存在は、デジタルで表記されるよりも、物理的に存在するほうが、よりリアルで身近に感じられるだろう。デジタルに馴染みのない世代の人でも、壁掛け時計であれば昔から慣れ親しんできたはずだ。
・シンプルなルックスと使い勝手で意識することなく使い続けられる
家具を永く使い続けるためには、素材やカラーが重要だ。Eta Clockの文字盤は、オーク材もしくはクルミ材の合板にレーザー彫刻が施されていて温かみがあるルックスに仕上げられている。表面はつや消しのポリウレタン塗装がなされ、耐久性も申し分ない。

文字盤の素材が選択できるように、アルミニウム製の時計針も、原色もしくはメタリックカラーから選択できて、カスタマイズ性にも富んでいる。

メンバーの位置を把握するために、それぞれのモバイルデバイスに専用アプリをインストール。アカウント登録およびロケーション登録を行う。Eta Clock本体は、アプリを使用して家庭のWi-Fiネットワークに接続する。

上記の簡単なセットアップが完了すれば、アプリはバックグラウンドで位置を送信するので、登録場所に到着しても操作の手間はかからない。

位置情報サービスを利用するために利用料がかかるが、400ドル(約4万4200円)からのKickstarterのサポーターは、これが永久に免除されるとのこと。ただ、残念なことに現在、発送地域に日本が含まれておらず、日本のユーザーは正式な製品化を待つしかなさそうだ。

Eta Clock/Kickstarter

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