前田健太、5回零封10奪三振で1勝目　ドジャースを今季初勝利へ導く

○ ドジャース 5 − 0 ジャイアンツ ●
＜現地時間3月31日　ドジャー・スタジアム＞

　ドジャースの前田健太投手が3月31日（日本時間4月1日）、本拠地で行われたジャイアンツ戦に先発登板。毎回の10三振を奪うなど5回無失点の好投を見せ、チームを今季初勝利へ導いた。

　前田は初回、一死から四球を与えたが、アウトはすべて空振り三振の無失点スタート。するとその裏、開幕から18イニング連続無得点中だった打線が、幸先よく2点を先制した。

　前田は2回、二死から連打を許したが、最後は9番投手のホランドを見逃し三振に仕留め、2回で早くも5奪三振。3回以降も走者を背負うマウンドが続いたが、要所で三振を奪いゼロ行進を続けた。5回は初めて3者凡退に抑え、最後は5番マカチェンから10個目の三振を奪取。5回90球、5安打10奪三振1四球の内容で、6回から救援陣にマウンドを譲った。

　ドジャースは救援陣も好投し、完封リレーで前田が今季初勝利をゲット。打線はこの日も4安打だったが、相手のミスなどにも乗じ、効率よく得点を重ねた。