思わず笑顔になれる!「ゆる鉄」写真展開催

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2018年04月12日 00:02  オズモール

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◆川崎で開催!「中井精也 鉄道写真展 笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」

撮影:中井精也 左)「いすみ鉄道 車内」 右)「関東鉄道常総線 小絹〜水海道」 『1日1鉄!』より
ゆるい鉄道写真、略して「ゆる鉄」で新しい鉄道写真を切り開いた鉄道写真家・中井精也の作品は、見た人誰もが思わず笑顔になる癒される写真ばかり。そんな心和む写真が展示される「中井精也 鉄道写真展 笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」が、川崎市市民ミュージアムで2018年6月24日(日)まで開催中。200点以上の人気作品の見どころや講演会、関連イベントなどの情報をお届け!


◆約200点を一堂に展示!「ゆる鉄」で知られる中井精也の人気作が並ぶ鉄道写真展

撮影:中井精也 「大井川鐡道 家山駅」 『1日1鉄!』より
鉄道写真展「笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」では、代表作「1日1鉄!」の集大成である約150点と、「夢と希望の三陸鉄道」から約50点が展示される。
「1日1鉄!」は、中井精也がライフワークとして2004年から毎日ウェブ上に鉄道写真を公開しているシリーズ。これまで10年以上に渡って発表してきた4000点以上の作品の中から特に人気の高い作品や新作を、今回の写真展では見ることができる。
数ある中でも注目の作品は、駅長の背中越しに見事な桜が写っている「大井川鐡道 家山駅」。中井さんは、「もし自分がこの駅を毎日利用していて、ほかの場所に引っ越すことになったら、桜以上に駅長さんの笑顔を思い出すだろうな」と思って撮影したそう。



撮影:中井精也 「いすみ鉄道 国吉〜上総中川」 『1日1鉄!』より
「いすみ鉄道 国吉〜上総中川」は、これぞ「ゆる鉄」を代表する一枚。鉄道の車両が写っていなくても、踏切待ちのバイクだけで列車が来ることを想像させるカットになっており、撮影後、この踏切は有名になって撮影スポットになったのだとか。



撮影:中井精也 「三陸鉄道 南リアス線車内」 『夢と希望の三陸鉄道』より
また、「夢と希望の三陸鉄道」は東日本大震災直後から2014年春に運行再開した三陸鉄道を、3年間通って撮影したもの。写真を通じて厳しい現実をそのまま伝えることもできるけれど、見た人が「ほっこり」「にっこり」するような写真をめざして撮影を行ったそうで、見ていると前向きな気持ちになれるシリーズになっている。



撮影:中井精也 「小湊鐵道 高滝駅」 『1日1鉄!』より
まるで踏切の音や子どもの声が聞こえてくるような“ストーリーのある”200点以上もの写真。写し出された世界を想像しながら楽しめば、「自分も写真をとりたい」「旅に出かけたい」と思うはず。なお、会場内はすべて写真撮影OKなので、気に入った作品と記念撮影できるのが嬉しい。
さらに、無料の特別会場では、2016年に撮影された“沿線で見つけた輝く瞬間”を捉えた写真約20点を楽しめる「東急田園都市線開業50周年記念 DT moment」を開催。また、4月7日(土)と5月5日(土・祝)に中井さん本人が登場する講演会やサイン会も行われるので、直接話を聞けるチャンス。



『珈琲時光』(C)2003 松竹株式会社/朝日新聞社/住友商事/衛星劇場/IMAGICA
そのほか、鉄道に関連するイベントも盛りだくさん。1階の映像ホールでは、4月1日(日)から22日(日)の土日の間、「鉄道のある風景」と題して、鉄道が印象深く映される名作映画5作品を上映。山手線・京浜東北線・高崎線・都電荒川線の情景を活かした傑作であり、浅野忠信と一青窈が主演を務める『珈琲時光』などを鑑賞できる。4月28日(土)から5月5日(土・祝)の土日祝は、鉄道を描いた秀作映画『夜行列車』をはじめポーランドの5作品が登場する、「ポーランド映画祭2018 in川崎」が行われる。上映スケジュールは公式サイトからチェックしよう。
また、鉄道好きで知られる落語家2人による鉄道の新作落語会や鉄道模型ジオラマ展示など、さまざまな催しを同時に楽しめる。


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