BMW やダイムラーの合弁ベンチャーIONITY、初の充電ステーションをドイツに設置

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2018年04月23日 10:21  Techable

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BMW、ダイムラー、フォード、フォルクスワーゲンの4社によるジョイントベンチャー「IONITY」の初の電気自動車(EV)急速充電ステーションがドイツ・ニーダーツィセンにお目見えした。

同ベンチャーは電気自動車の利便性向上と普及促進を目的に、2020年までに欧州に充電ステーション400カ所を設置する計画で、今回はその1カ所目となる。
・5月末まで無料
設置を記念して、同ステーションの利用料は5月末まで無料となり、電気自動車のオーナーは誰でも利用できる。

ステーションの最大出力は350キロワット。この出力でいけばフル充電には平均5~8分ほどしかかからず、ガソリンスタンドで給油するような感覚で利用できる。

ただし、現在走る電気自動車のほとんどが50キロワットまでの対応で、今後改良されればステーションを最大限活用できることになる。
・19カ国を網羅
IONITYは今年、100カ所の整備を予定している。そして来年も設置を進め、2020年までには400カ所に広げたい考えだ。

今年2月に同社が公開した設置予定地の地図をみると、北はノルウェイの北部、南はスペインやイタリアまで欧州19カ国を網羅する。

自宅から遠く離れても、国境をまたいでドライブしても充電ステーションを確実に見つけられ、そして急速充電できるとなれば、安心して電気自動車に乗れる。

日本でもメーカー同士が手を取り合って整備していく動きが出てくれば、電気自動車がより身近な乗り物になるのかもしれない。

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