保育園や幼稚園にわが子が入園し、職場復帰を果たしたママはこれまでの育児がメインの生活から大きく環境が変わり、疲れがでてきている頃かもしれません。
育児も仕事を全て上手くやっていこうとがんばっているママもいるかと思いますが、保育園には保育のプロがいます。
ここはしっかり任せるべきこと、家庭でママがすべきことについて保育士でママである筆者がお話したいと思います。
▼保育園と幼稚園の違いって？
まずは、管轄の省庁と施設名称が異なります。
保育園：厚生労働省、児童福祉施設
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幼稚園：文部科学省、学校
保育園は福祉施設ですから、家庭で保育することが難しいお子さんを預かり、家庭の代わりとなる役割を担います。また、0歳〜5歳児までのお子さんを預かる保育園は、一つの大きな家族のように異年齢児との交流も盛んなところが多いようです。
一方幼稚園は、3歳〜5歳児がメイン。クラス活動や保育後の活動が盛んなところも多く、お子さんが通うプレ小学校といったイメージでしょうか。
保育園・幼稚園問わず、一日の活動は、一斉に行う歌や製作などの時間が多いところから、自由に遊ぶ時間が多いところなど、その園によって多種多様です。
しかし、どちらも集団生活を楽しみながら子ども同士が育ちあう場であり、心と体の健やかな成長を助ける場であることに変わりはありません。
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▼ここは保育園の先生に任せてOK！
source：http://www.shutterstock.com/
「ママ〜！！」と泣き叫ぶわが子を置いて行かなくてはならない朝……本当につらいものですよね。
プロとはいえ、まだよく知らない保育士にかわいいわが子を預けることは、不安がないとは言えません。「泣いてばかりいて大丈夫かしら」「わからないことが多くて困っていないかしら」と心配は絶えないと思います。
でも、大丈夫です！
保育士は子どもが大好き！ どの子もわが子にしちゃいたいほど可愛いのですから！ いつだってお子さんのことだけを全力で考えるお仕事ですから、ひとりぼっちでずっと泣いている子がいるなんてことは絶対にありません。そこは安心して保育士にお任せしてOKです！
とにかく新入園児さんは、ママと離れて初めての場所で不安を抱えています。「どうやらここでも安心して過ごせそう」と思えることが第一です。
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「友だちもいるし、先生には頼って甘えても良さそう」と思えることは、やはり園の中でしか出来ないことです。保育園でのことは保育士に全てお任せくださいね。
▼園とお家で「子どもの態度が違う」理由
在職中に0歳〜5歳児までの保護者の方、計200名以上とお話ししてきた筆者ですが、ママの声を聞くと、お家と園とでは、お子さんの姿が少し違うようだと感じている方がほとんどでした。
簡単に言うと、”園ではしっかり者、お家では甘えん坊”ということでした。
内容はそれぞれですが、保育園に来ると多かれ少なかれ頑張っている子がほとんどなのです。安心できる場だと知ることは、保育園でしか出来ないと前述しましたが、保育園で頑張るためのパワーを蓄えることは、お家でしかできません。
お家ではた〜っぷりと愛情を注いであげてください。
source：http://www.shutterstock.com/
「大好きだよ」と抱きしめてあげてください。
挨拶ができたから「すごい！大好き！」、泣かなかったから「えらい！頑張っているね！」ではありません。
今日も元気でいるだけで「大好きだよ」とお子さんを無条件に愛することにおいて、ご家庭に勝るものはありません。
お迎えに行ったらぎゅ〜と抱きしめる、スキンシップをとる、お子さんから話してきた時にはじっくり聞く、絵本を読み聞かせる穏やかな時間を持つ……そんなことでも大切な時間です。
疑問や心配事があれば保護者の方からもどんどん話してください。
お子さんのことを少しでも多く知りたいと思っているのは、保護者側だけでなく、実は保育園側も同じです。
どんなに些細なことでも、遠慮せずに相談してもらった方がお子さんのためにもなります。
連絡帳もうまく使って、保育園は一緒に子育てをするパートナーとして考えてみてください。
【画像】
※ Vikulin、 SpeedKingz、 spass / Shutterstock
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このニュースに関するつぶやき
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近所にお散歩に来る小さい保育園児がとっても可愛い。先生方はまさにおんぶに抱っこで、歩行中の園児達の安全に気を配って、頭が下がるし見ててとても嬉しい気分になるな〜。
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