MFアンドレス・イニエスタが7月1日、スペイン代表引退を表明した。同国紙『マルカ』が伝えた。
スペイン代表は同日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝トーナメント1回戦でロシア代表と対戦し、PK戦の末にベスト16で敗退が決まった。ベンチスタートだったイニエスタは67分から途中出場し、PK戦では1人目のキッカーを務めて成功させたものの、ベスト8には導けず。自身4度目にして最後のW杯は、4試合出場1アシストで終わり、道半ばで大会を去ることとなった。
試合後、同選手は「これが代表でのラストマッチだった。素晴らしい日々は終わったんだ。いつも夢に描いた終わり方ができるわけではない。最高のお別れではなかったが、これがサッカーであり人生なんだ」とコメントした。
スペイン代表の公式Twitterは「感謝することしかできない。我々に栄光を与えてくれ、頂点へと導いてくれた。模範的であり、ユニークで唯一無二の存在だ。永遠にありがとう、アンドレス」と感謝とともに伝えた。
https://twitter.com/SeFutbol/status/1013493035034992642
現在34歳のイニエスタは、2006年5月27日のロシア戦で代表デビュー。通算136試合出場、13ゴールを記録し、ユーロ2008、2010年の南アフリカW杯、ユーロ2012の主要国際大会“3連覇”に大きく貢献した。なお、同選手は今夏、ヴィッセル神戸への加入が決まっており、今後は日本での新たな挑戦に専念することになる。