MLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・シティは28日、元スペイン代表FWダビド・ビジャの退団が決定したと発表した。
バレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリードなどで数多くのタイトル獲得に貢献し、2010年にはスペイン代表の一員としてFIFAワールドカップのタイトルを勝ち取ったビジャは、2015シーズンからニューヨーク・シティでプレー。MLS通算で124試合出場80ゴールを記録するなど、チームの中心選手として活躍した。
退団に際し、ビジャはクラブ公式サイト上で感謝のメッセージを残している。
「クラブで働いている全ての人々に感謝の言葉を伝えたい。チームメイトがいなかったら僕の成功はなかった。彼らには本当に感謝している。敬意と愛情を持って接してくれたメディアの人々にもお礼を言いたい。初めてユニフォームを着てファンの前に立った日のことを鮮明に覚えているよ。ここでの経験は本当に素晴らしいものだった。僕の心はいつまでもここにある。僕はこれからもずっとニューヨーク・シティのサポーターであり続けるよ」
現時点でビジャの新天地は未定となっているが、28日付のアメリカ紙『ニューヨーク・タイムズ』などの複数メディアによると、Jリーグのクラブに移籍する可能性が高いという。かつてスペイン代表で共に戦ったヴィッセル神戸所属のMFアンドレス・イニエスタやサガン鳥栖所属のFWフェルナンド・トーレスの存在が、ビジャの日本行きを後押しする要因のようだ。
果たして、ビジャのプレーを日本で見られる日はやって来るのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。
A legacy that will endure... 🗽 #VillaForever
David Villa Departs New York City Football Club
READ ➡️ https://t.co/4EFNeU1947 pic.twitter.com/bdA2CzYaFm— New York City FC (@NYCFC) 2018年11月28日