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朝の忙しい時間に、子どもが”自分のことは自分でしてくれたらどんなに楽か”
そんなことを考えることありますよね。
子どもたちが「朝起きたら何をするのか」「帰ってきたら何をするのか」をはっきりわかるようにすることで、実はお子さんも自分で身支度ができるようになるそうです。
今日は、整理収納アドバイザーでお片づけ先生の伊東さんに、子どもの自立や子育ての助っ人にもなる「お支度ボード」をご紹介いただきます。
お仕度ボードとは、毎日何をすればいいのか記載されていて、自分で身支度ができるためのボードをいいます。
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お子さんの場合、朝の身支度の際や夜に次の日の支度を促すために活用できます。
かわいいイラストでつくられたボードやチェックボックスがついたものは、お子さんのやる気スイッチを入れてくれるので、進んで取り組んでくれるように思います。
何をどこまで支度できたかわかるように、「できた」マークとして各項目横にマグネットを置くようにするのがおすすめです。
幼稚園の入学のタイミングに合わせるなど、年少さんを目安にスタートがおすすめです。
保育園や幼稚園の中では、自分のモノは自分で準備します。集団の力は大きいですがお家ではボードを活用し身支度を自分でする練習にもなります。
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最初は、ボードを見ながら一緒に取り組んでみましょう!
次に、お子さんが一人でできるかチャレンジします。
小さな頑張りを具体的に見つけてあげて声に出して褒めてあげましょう
例)
「ボードに指さしてちゃんと見ていて偉いね」
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「なんて書いてあるかわかったね!」
「カバンにきれいにいれられたね」
次に気を付けたいのは、もう年少さんだからできて当たり前と思わず、取り組もうとしている姿勢を認めてあげる声掛けをすることで、やる気がでない気分のときもお子さんが進んでやろうとする姿をみることができます。
また、お子さん自身もできない自分より「自分でやりたい」「自分でできる」という気持ちに変化していくので、親御さんの声掛け次第といっても過言ではありません。
筆者の3姉妹の娘が活用しているお仕度ボードは手づくり。100均のアイテムで簡単に誰でも作れます!
ひらがなを練習中のお子さんはひらがなとイラストの両方を描いてあげると読む練習にもなります。
(1) 項目を考える
お子さんに自分で何を支度してほしいか考え、やる順番に並べます。
□朝やること
・洋服に着替える
・朝ごはんを食べる
・顔を洗う
・日焼け止めを塗る
・靴下をはく
など
□夜やること
・履いた靴を並べた
・汚れ物を洗濯カゴにだした
・手洗い うがいをした
・手紙をだした
・カバンにタオルと着替えを入れた
・(寝る前チェック)使ったモノを片づけた
など
(2)材料を用意する
材料は100均で揃えることができます。
・マグネットボード(イラストを描いたり貼るができる)
・専用マジック(マグネットボードに記載する用)
・チェックように小さなマグネット
(3)イラスト素材を集める
「無料 イラスト」と検索するといろいろと出てくるので、こういったフリーサイトを活用し、「うがいする」「手を洗う」といったイラストを探してみてください。
絵を描くことが苦手でもこのようなサイトを活用すれば簡単に作成できますよ。
デコレーションやデザインが好きなママは、お子さんの好きなキャラクターやイラストデザインなどをアイコンに入れて、ボードを可愛いくオリジナルのものを作ってみても楽しいと思います。
お子さんの自立にもつながる身支度ボード、ぜひ活用してみてください。
【参考・画像】
※「お片づけ先生」が作成したお仕度ボード(PDF)はこちら
※ maroke / Shutterstock
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