子ども部屋「片付けられなくなるから置かない方がいいモノ」って?

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2019年02月26日 21:31  &Mama

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source:https://pixta.jp/

子どもが大きくなるにつれてモノも変化し増えていくもの。


そうすると、成長に伴って「子ども部屋を作って、子どもが片づけやすいような収納スペースを」と収納を増やしがちですが、実はこの流れは大きな間違いと筆者は思っています。



そう語る、3姉妹を子育て中の「お片づけ先生」、伊東さんに、子ども部屋を作るにあたり注意したい「片づけられなくなるから置かないほうがいいモノ」についてご紹介いただきます。



▼子ども部屋いつから必要? 子ども部屋は狭い方がいい?

子どもが3歳くらいまでは、リビングで親御さんが見える場所で遊びたい、遊ばせたいとお考えの方も多いと思います。リビングと子ども部屋が隣通しで見通しが良ければ、小さいうちから子ども部屋を用意することもできますよね。


しかし、子ども部屋がリビングから離れている場合は、何歳くらいから子ども部屋を用意したほうがいいのか悩まれている方も多いかもしれません。


photo by author 出典: It Mama(イットママ)

不動産情報サイトのノムコムが行ったアンケート結果によると、将来的に子ども部屋を用意しようと思っている親は全体の「77%」、用意するタイミングは「小学校1年生」で小学校入学時や引っ越し時に用意するつもりとお考えの方が多いことがわかりました。(※1)


実際、筆者の娘たちは独立した子ども部屋を持つことに憧れはあるようですが、中学生になってからがいいと言います。その理由を聞いてみると、家族が見えない場所で孤立することにさみしさをまだ感じてしまうとのこと。


中学生の長女には、子ども部屋を用意はしましたがリビングのほうが落ち着くようで、友人がきた時や怒られたときくらいしか部屋に行きません。


独立した子ども部屋を作るタイミングは、お子さんの意見を聞き、お友だちを呼ぶことが増えたりするタイミングで、小学校や中学年くらいからでも十分かと思います。


また、子ども部屋の広さですが、子ども部屋に居る時間や子ども部屋を作ることで心配される「孤立」「引きこもる」「子どもの様子がわからなくなる」ということを考えると広さはさほど必要ないと筆者は考えます。


広さを優先させる場所は、家族みんなでのんびり過ごすためのリビングルーム。


リビングでその日あった出来事など家族で会話を楽しむことができます。そして、子ども部屋は必要な時だけいける場所として用意してあげると、家族での会話も大幅に減ることはありません。



▼子どものモノを収納する=子ども用家具を探すはNG

筆者は子どものモノを収納するために子ども用家具を探して失敗をした経験があります。


source:https://pixta.jp/

長女が小学校入学にあたり、シンプルなデザインではありましたが子ども用として販売されているランドセルラック付きの幅の大きな収納棚を購入しました。


ですが、子どもの成長と共に所有するモノも変わっていき、背の高さも大きくなり、収納したいモノも入れられなくなりました。結果、低学年の間しか使わず買い替えることに。


子ども用の収納棚にこだわらず、もう少し高さがあり収納力のあるモノにすればよかったと後悔しました。



▼片づけられなくなるから置かない方がいいモノって?

筆者のこの経験から、片づけられなくなるから置かないほうがいいモノとして考えられるのは“子ども用の収納棚”です。


子ども用にこだわらず、何を収納するのかを明確にした後、必要な大きさで小さなお子さんでも取り出しやすい収納を選んでください。


その他にも、お部屋の広さにもよりますが、小さいお子さんが喜びそうな“大型遊具”も注意が必要です。


source:https://www.shutterstock.com/

滑り台、ジャングルジム、大きなサークルなど楽しそうな大型遊具は様々ありますが、畳んで収納できるモノでもやはり大きいのが現実。


収納場所が確保できない場合は置かないほうが賢明です。


大型遊具は公園やデパートなどにもありますから、休日にそこへ行って遊ぶことにしましょう!



▼子ども部屋の収納棚を購入する前に考えることは?
photo by author 出典: It Mama(イットママ)

●現在、何を収納できず困っているのか書き出す


●子どもの成長と共に必要であろうものも分かる範囲で書き出す


例)習い事カバン・習い事のテキスト・学校の教材・辞書・文房具・衣類・小物類・書道セット・絵具セット・リコーダー・メロディオン・裁縫セット・お道具箱(夏期限定)・思い出ボックス・ゲーム類などなど・・・


●取り出しやすい収納棚に


例)お子さんが小さいうちは扉を外して動作が簡単な収納に、大きくなったら扉を後付けできるモノなど


イケアの「BESTÅベストーシリーズ」はおすすめ! 扉は後付けできますし、収納が必要になった時に棚を加えられ、置き方やレイアウトも変えることが可能です。



このように何を収納したいのか書き出すと、収納棚の大きさも見えてきます。


子ども部屋について検討されている方やお子さんのモノを収納する棚を購入する予定の方はぜひ参考にしてみてください。


収納棚を購入するのも処分するのも大変なこと。


失敗しないためにも「置かないほうがいいモノ」を意識し、お子さんが大きくなっても毎日使う物を自分でお片づけができるようなモノを選んであげましょう。



(2018年7月7日の記事を再掲載しています)


【画像】
※  Richard Peterson/ Shutterstock、しげぱぱ / PIXTA
※1 子ども部屋についてのアンケート結果発表 – ノムコム


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