日本ハム、ヒヤヒヤ逃げ切りで貯金6 初回5得点、7回2失点の上沢5勝目

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2019年06月11日 21:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

日本ハム・中田翔
○ 日本ハム 5 − 4 広島 ●
<1回戦・札幌ドーム>

 日本ハムが逆転勝ち。貯金を再び今季最多の6とした。広島は先発・野村がプロ最短となる1回5失点で降板。交流戦はこれで3カード連続初戦黒星となった。

 日本ハムは1回表、先発の上沢が1点を先制されるも、その裏、無死満塁から4番・中田が左翼線への2点適時二塁打を放ちあっさり逆転。一振りで試合をひっくり返した主将は、「初球から積極的にいけたのは、甘いコースに来たらどんどん打ちにいこうと強く思っていたから」とコメントした。

 5番・王も右前への2点適時打で続き4−1。二死後、9番・中島も5点目となる左前適時打を放ち、「みんながつないでくれたチャンスだったので、なんとか食らいついていこうと思っていました。もう1点欲しい場面だったので、結果につながって良かったです」と話した。

 上沢は2回にも1点を失ったが、3回以降は本来の投球。最後は6回二死から4者連続三振を奪い、7回108球、6安打7奪三振2失点の力投で5勝目(2敗)を挙げた。8回に2番手のロドリゲスが2点を返されたが、続くピンチを宮西がピシャリ。1点リードの9回は石川直が3者凡退で締め、今季初セーブ(1勝)をマークした。

 広島はバティスタの18号2ランで1点差に迫るも、初回の5失点が重く敗戦。野村は1回6安打5失点のプロ最短降板で3敗目(3勝)を喫した。
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