ウィリアム王子が、たとえ子供が同性愛者であっても全力でサポートすると宣言した。
キャサリン妃との間に3人の子供を持つウィリアム王子は、子供たちの誰かが同性に惹かれることがあっても構わないとしているものの、その場合、その身分ゆえに奇異の目で見られることに対して子供たちが心の準備ができるように、キャサリン妃と話し合いをしているという。
6月26日にLGBTの若いホームレスを支援している団体アルバート・ケネディ・トラスト(AKT)を訪問したウィリアム王子は、もし子供たちのうちの1人が同性愛者だったらとの質問を受けて、「最近、ある夫婦から同じようなことを言われ、考えていたところなんです」「親になるまで、それに関して真剣に考えることはないと思いますが、もちろん私はそれでも構わないと思います」「私が心配することは、特に子供たちの身分もありますので、どう思われたり見られたりすることかということです」「なので、キャサリンと私は、子供たちが準備できるように、話し合いを重ねています。理解するのを手助けするには、どんなことでもコミュニケーションがとても大切です。どうお互いをサポートし、どういうステップを踏んでいくかということなどたくさん話しています」と答えた。
一方でウィリアム王子にも、心配事はあるようで、「(子供たちが)同性愛者であるからではなく、他の人がどう反応し、彼らがどんなプレッシャーを受けるのか心配です」「それが普通で良いことと受け止められる世界であればと願いますが、特に私の家族の場合、その身分ゆえに、少し神経質になります」「親の視点で心配しているんです」 「どれほどの壁や悪口、迫害、差別などが浴びせられるのか、本当に心配です」「しかし私たち全員で、そういったものを正し、過去のものにし、戻らないように努力すべきなのです」。
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