ヤフーが、スマートフォン決済サービス「ペイペイ(PayPay)」と連携したフリマアプリ「PayPayフリマ」とオンラインショッピングモール「PayPayモール」を今秋立ち上げる。PayPayユーザーを対象に特典やキャンペーンを実施するほか、使いやすさを追求し、新しいeコマース体験の創出を目指す。
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PayPayフリマではインターネットオークションサービス「ヤフオク!」とも連携し、同サービスで出品されている商品のうち一定の条件を満たすものはPayPayフリマ上でも閲覧・購入ができるという。同社は前年比32.2%増と成長しているフリマアプリ市場の今後のさらなる拡大を見込み、ヤフオク!とは別で新たにフリマサービスを立ち上げることでCtoC事業の強化を図る。
PayPayモールは今年10月に開始予定。「Yahoo!ショッピング」への出店有無を問わずYahoo! JAPANが定める出店基準を満たしたストアのみが並ぶプレミアムなオンラインショッピングモールとして展開する。商品をジャンルごとで表示するほか、検索のしやすさ、価格比較など使いやすさを重視。また、出店ストアの商品は「Yahoo!ショッピング」内の検索結果にも掲載される。将来的には、ユーザーが同サービスで注文した商品を自宅や職場などの近辺の店舗で受け取れる在庫連携機能を提供する予定だ。
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