IoTスタジアム計画第2弾! アジアクエストと大分トリニータがAIカメラで実証実験

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2019年08月16日 11:02  Techable

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近年、「IoT」の活用場面が広がっている。

この度、アジアクエスト株式会社とプロサッカークラブ「大分トリニータ」の運営元・株式会社大分フットボールクラブが、IoTスタジアム計画の第2弾として、スタジアムにAIカメラを設置する実験を行った。
実験概要AIカメラが人を感知し、売店での混雑状況を表示。来場者はスタジアムのモニターや、スマートフォンなどで大分トリニータ公式 Twitterに掲載される専用URLより売店の状況を確認できる。つまり、来場者は混雑を避けて売店へ向かえるというわけだ。また、集計データは分析され、今後の売店の配置の参考にするという。

この実験は、昭和電工ドーム大分にて2019年8月17日(土) に行われる「大分トリニータ VS 鹿島アントラーズ」の試合で実施される。
IoTスタジアムへ向けて「IoTスタジアム計画」第1弾では、スタッフの位置情報と作業内容がリアルタイムにわかるIoTソリューション「Smart CUBE Dial(スマートキューブダイヤル)」を使用し、作業内容を記録し、その結果を分析。適切な人員配置や作業効率化に役立てた。

第1弾の詳細はこちらから。

アジアクエストは今後もスタッフ向け、ファン向けの2つの視点で実験を重ね、来場者とのコミュニケーションの時間の確保や、スタジアム内のフラストレーション解消に役立てて行きたいとしている。

スタジアムなどの混雑が予想される場に行くとき、わかっていても混雑するのは嫌なものだ。IoTスタジアムが完成すれば、売店のみならずお手洗いや退場時の混雑もわかるようになるだろう。選手を応援するファンにとって余計なストレスがないのは嬉しいことだ。また、スタジアムで働くスタッフは、必要以上にバタバタすることがなくなれば、質の良いサービスを提供できるかもしれない。

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