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ヤクザの患者を受け持ったことがあるという医師、インヴェスドクター (@Invesdoctor)さんの話が素晴らしすぎると話題になっています。
昔、ヤクザの肺癌患者を受け持ってて、初期は「抗癌剤ではよ治せや」「若い衆呼んだらいつでも飛んで来るぞ」という態度だったけど、誰一人見舞いに来なかった。ある日「わしを心配してくれる知り合いなんておらん…」とポツリと漏らした。「僕は心配してますよ」と返すと、顔をくしゃっとして笑った。
— インヴェスドクター(@Invesdoctor) August 8, 2019
死前期になって、「焼き肉が食べたいなあ」とベッドで呟いていたので、私の妻に頼んで肉を焼いて持って行き、こっそり食べさせた。桜を見たいというので、近くの桜の木まで車椅子を押した。桜をみながら「今までスマン…」とボロボロ泣いた彼の言葉は、誰に向けてのスマンだったのか未だに分からない。
最初はヤクザの肺癌患者なんて受け持ちたくないって思ったけど、私の医師人生において不可欠だった患者です。警戒して虚勢を張っていたのが、いつの間にか家族みたいに信頼性してくれるようになって、私も嬉しかった。ヤクザはみんなガラが悪いけど、「ヤクザ」とひとくくりにしないようにしたい。
— インヴェスドクター(@Invesdoctor) August 8, 2019
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と投稿に綴っています。それに対しネット上では、いい話!感動した!という多く声が集まりました。
「名医である前に人間として素晴らしい方ですね…!」
「めっちゃいい話ですね。感動しました!」
「その人にとって先生が心を許せる相手だったんでしょうね」
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どんな相手であっても、心から寄り添い向き合うことの大切さを教えてくれていますね。医師と患者という立場に関わらず、誰にでも実践できることかもしれません。