11歳少年が父親の車で家出 250キロ走行したところで保護(中国)

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2019年10月29日 08:41  Techinsight Japan

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自らハンドルを握り250キロを走行した11歳少年(画像は『NOWnews 2019年10月25日付「不滿被爸爸打罵 陸11歲男竟自駕上高速公路跑250公里」(圖/翻攝自 Youtube 片段)』のスクリーンショット)
中国・江蘇省の高速道路で、11歳の少年が車を運転する姿が目撃された。少年は父親に殴られたことに腹を立て、父親の車を持ち出して約375キロ離れた祖父母の家に向かうところだったという。『NOWnews』『ETtoday新聞網』などが伝えている。

通報があったのは、10月21日午前10時50分頃。常州交通警察は、道路管制センターから「子どもが運転している車が滬蓉高速公路を走行中の可能性がある」と通報を受けた。問題の車を探していた常州交通警察は、サービスエリアで該当の車を発見した。

警察の調べに対し、少年は当初「20歳」と答えたそうだ。しかし「本当のことを言いなさい」と問い詰められ、実は11歳であることを明かした。

「車内に貴重品は?」と聞かれ、「僕の通学かばん」と答える少年はあまりに幼い。調べによれば、少年は少し前まで江蘇省泗洪県に住む祖父母と暮らしていたが、今年9月に蘇州在住の両親のもとへ来たばかりだった。

事件前日に両親とケンカした少年は、父親に殴られたことが悔しくて、朝早く通学かばんを持って家を出た。「こんなことなら祖父母の家に戻ろう」と考えたのだ。

父親の車の鍵を持ち出した少年は、何度も見て覚えた運転で泗洪県を目指した。しかし運転するのは初めてだったため道を間違え、5時間かけて3分の1の地点にあたる常州に着いたところで保護された。走行距離は約250キロに及んだという。警察は少年に厳しく指導し、車と少年を蘇州へ送り返したということだ。

画像は『NOWnews 2019年10月25日付「不滿被爸爸打罵 陸11歲男竟自駕上高速公路跑250公里」(圖/翻攝自 Youtube 片段)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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  • オートマなんてゲーセンのマリカーで練習すれば小学生でも運転できるからなww
    • イイネ!3
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