鹿島アントラーズは11日、契約満了により大岩剛監督が今シーズン限りで退任することを発表した。クラブ公式サイトで伝えている。
現在47歳の大岩監督は、2017年6月に鹿島の指揮官に就任。2018年にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇し、同年のクラブワールドカップに出場した。
同監督は公式サイト上で以下のようにコメントを発表。なお、今シーズンの天皇杯まで引き続き指揮を執ることも合わせて伝えられている。
「2017年途中から監督として初めて指揮を執ることになり、ここまでともに戦ってくれた選手、スタッフ、フロント、そしていつも私たちを支えてくれるファン、サポーター、スポンサーの方々には、感謝の気持ちしかありません。鹿島アントラーズは、タイトルを義務付けられたクラブです。その中で今年、Jリーグ、ルヴァンカップ、連覇を目指したACLを獲れなかったことは自分の力不足であり、本当に申し訳なく感じています」
「今シーズンはあと2試合、天皇杯のタイトルが残っています。アントラーズファミリー全員で、喜びを共有できるチャンスがあります。私の最後の仕事は、選手たちとともにその頂点に立ち、皆さんに最高の歓喜を与えること、それだけです。すべては勝利のために、一丸となって戦えるよう、最後まで後押しをしてもらえればうれしいです」