V・デル・ファールト氏がJ・フェリックスに同情…「間違ったクラブと監督に…」

現役時代レアル・マドリードなどでプレーした元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏は、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの状況についてコメントした。3日、スペイン紙『アス』が報じている。

　レアル・マドリードOBのV・デル・ファールト氏は、現在アトレティコ・マドリードでなかなか活躍できずにいるJ・フェリックスの現状について語った。同選手は新天地でリーグ戦17試合に出場して2ゴールにとどまっているが、元オランダ代表のテクニシャンは、その才能に疑いの余地はないと考えている。

「J・フェリックスは素晴らしい選手だ。だが、彼は間違ったクラブにいるね。クラブが彼と契約した時、私は（ディエゴ・）シメオネが今までと違ったやり方のサッカーにトライするものだと思ったよ。でもそれは全く現状とは違うね。勝利するのは大事なことだが、彼のような才能のあるフォワードを持っているなら、彼の要求に合うようなプレースタイルを提供しなければならない」

「アトレティコ・マドリードはとてもコンパクトで、ディフェンスとカウンターに特化したやり方でプレーする。私が思うに、J・フェリックスは間違った監督の下で、間違ったクラブでプレーしているね」

　かつてのスターには、移籍先の選択を間違えたと評されたJ・フェリックスだが、これからアトレティコ・マドリードで活躍しその評価を覆すことはできるのだろうか。