運転がヘタな人が乗っている車といえば? アンケート調査してみた

ドライブの途中、すれ違う多種多様の車を眺めながら、どんな人がハンドルを握っているのかと想像したことのある人はいるはず。また、今までの経験から「こういう運転をする人は、〇〇に乗っている」など、具体的な車種名を思い浮かべる人もいるだろう。

そこで今回はマイナビニュース会員・男女合計511人に、「車に乗っている人のイメージ」についてアンケートを実施。その結果をご紹介しよう。

Q.あなたは自分名義の車を持っていますか?

マイナビニュース会員に「自分名義の車を持っているか」と尋ねたところ、56.6%が「持っている」と回答。半数以上が自分で車を所有しているようだ。

スポーツカーはお金持ち、黒塗りの車は怖い!?

Q.車に乗っている人の車種や車名による特定のイメージを具体的に教えてください

○■オープンカー

43歳/女性「オープンカーに乗っている人は、ひげを生やしているイメージ」

47歳/男性「オープンカーに乗っている人はお金持ちのおじさんというイメージ」

48歳/男性「オープンカーに乗ってる人は色黒なイメージ」

54歳/男性「複数台車をもっている人が多い」

47歳/男性「おしゃれな女性が乗っているイメージ」

50歳/男性「ダンディーな年配の方が多い気がします」

青い海を眺めながら、海岸線をオープンカーで走る。なんだかドラマや映画のワンシーンのようだが、こうしたオープンカー乗りのイメージとしては「お金持ちのおじさん」「ヒゲをはやしたダンディーなご年配」「おしゃれな女性」といった声が多かった。

ルーフがないのでドライバーの顔もファッションも丸見え。それだけに自分に自信があり、おしゃれにも気を抜かない人が乗るというイメージがあるのかもしれない。

※あくまでユーザーのイメージになります

○■スポーツカー

56歳/男性「スポーツカーに乗っている若者は、ドラ息子のイメージがある」
42歳/男性「スポーツカーに乗っている人は気の荒いイメージがある」
55歳/女性「スポーツカーに乗ってる人はスピードを出すタイプや走り屋が多いイメージがある」
45歳/女性「スポーツカーを改造している人は、ナルシストが多いと感じる」

51歳/男性「走り屋が多いイメージ」

好意的な見方が多かったオープンカーとは異なり、スポーツカーになると「かっこつけている」「カネ持ちのドラ息子」「走りが荒い」「ナルシスト」といった声が目立った。

※あくまでユーザーのイメージになります

○■プリウス

59歳/男性「プリウスなど燃費の良い車に長く乗っている人は、環境に良い消費行動を積極的に行っている印象がある」
50歳/男性「プリウスに乗ってる人は運転が荒いイメージ」
39歳/男性「プリウスに乗ってる年配の運転は荒いイメージ」
46歳/男性「変な運転をしている人が多い気がする」

○■カローラ・軽自動車・エスティマ

71歳/男性「エスティマはおじさんが所有しているイメージがある」
45歳/男性「カローラは、おじさんかおばさんが運転しているイメージ」
58歳/男性「白い軽自動車にはおばさんがよく乗っている気がする」
43歳/男性「カローラは中高年の方が乗っているというイメージ」
53歳/男性「シルバーの軽自動車には、お年寄りがよく乗っている気がする」

10年以上も新車販売台数でトップクラスを走るトヨタ・プリウスだが、ドライバーのイメージは「運転が下手」「変な運転をする」といったものが多かった。使用しているユーザーも多く、運転が下手な人に出会う可能性が高いのかもしれない。

そして、かつては日本を代表するクルマだったトヨタ・カローラ。消滅するかと思いきや、スタイリッシュな現行モデルで復活を遂げたのだが、昔のイメージが強いのかミニバンや軽同様、まだまだ中高年の乗るクルマというイメージが強いようだ。

※あくまでユーザーのイメージになります

○■黒塗りの車

58歳/男性「黒い色のクーペに乗っている人は、若くて怖い人のイメージ」
53歳/女性「黒塗りの車は怖い人が乗っている気がします」
38歳/男性「真っ黒な大きなワゴン車に乗ってる人は見た目が怖いイメージ」

怖い人は大きな黒いクルマに乗っているイメージが強いのは、今も昔も変わらないようだ。かつては商用車扱いだった大型ワゴンもミニバンブームを経て高級化し、黒塗りモデルがこの手の"怖い系"に加わっている。

※あくまでユーザーのイメージになります

○■フロントデザインが派手なミニバン

54歳/男性「アルファードやヴェルファイアに乗っている人は強面が多いイメージ」
52歳/男性「アルファードなどのフロントがいかつい車に乗っている人はいかつく見られたいのかな、と感じる」
58歳/女性「アルファードに乗っている人は昔、よく遊んでいた人が多い気がする」
33歳/男性「ヴェルファイアに乗っている人は、いかつい人が多い」
43歳/男性「前面のいかついワゴン車に乗っている人は現役ヤンキーまたは元ヤンキーというイメージがある」

大型ミニバンの分野で大人気のトヨタ・エルグランドとヴェルファイアは、モデルチェンジのたびにグリルが大型化していわゆるオラオラ顔に。かつてヤンキー御用達だった大型セダンの後継者なのかもしれない。

※あくまでユーザーのイメージになります

○■クラシックカーやレトロカー　

68歳/男性「1960年代の車を大切に乗りこなしている方は、本当に車好きな人」
54歳/男性「旧車にはマニアっぽい人が乗っていることが多い」
47歳/男性「旧車に乗ってると車好きのイメージ」
42歳/男性「古い型のビートルに乗ってる人は、おしゃれなおじさんが多い」

クルマも機械。古くなればいろいろな所が壊れるし、今は自動車税も高くなっている。新しいクルマの方が装備も快適で燃費も良いが、それでも買い替えずに乗り続ける人に対しては「本当にクルマが好き」という好感を持つようだ。

※あくまでユーザーのイメージになります

安全に配慮した運転で愛車のイメージもアップ!?

いかがだったろうか。多くはスポーツカーやオープンカーはお金持ち、黒塗りの車は怖い、軽自動車や大衆車はおじさん・おばさんが乗る車というイメージを持っているようだ。自分が乗っている車の名前や車種が出てきて、ドキリとした人や、「こんな風に見られているのか」と思った人もいるかもしれない。

しかしあくまでもこれはイメージ。「黒塗りの車なので怖い人かと思ったけど、道を譲ったらちゃんと挨拶してくれた」「カローラから出てきたドライバーが若くてイケメンだった」なんて経験をした人もいるはず。愛車のイメージをUPさせるためにも、安全や周囲に十分配慮した運転を心掛けたいものだ。

調査時期: 2020年6月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 511人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません（フォルサ）