「イッセイ ミヤケ メン」が2020-21年秋冬をもってブランド休止、新型コロナ前から計画

「イッセイ ミヤケ メン（ISSEY MIYAKE MEN）」が、2020-21年秋冬シーズンをもってブランドを休止する。

　ブランド休止の理由について「男性服の新たな可能性を探る取り組みを始めるため」とし、新型コロナウイルス流行前から検討していたことだったという。店舗の閉店と公式オンラインストアの閉鎖については現在社内で調整中だという。

　イッセイ ミヤケ メンは、1976年に「イッセイ ミヤケ（ISSEY MIYAKE）」のメンズラインとして発表され、1978年にブランドを始動。2012年春夏シーズンからブランド名を現行のイッセイミヤケ メンに改称した。1985年秋冬コレクションからパリ・メンズコレクションに参加してきたが、2019-20年秋冬シーズンを最後に参加を見送っていた。今年2月に2013年から約6年半にわたりイッセイ ミヤケ メンのデザイナーを務めてきた高橋悠介が同職を退任。後任デザイナーは立てず、デザインチームが引き継ぐ新体制に移行したばかりだった。

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