広島・森下、1失点完投&決勝打で9勝目 新人王へ「残り試合も勝ちたい」
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2020年10月24日 18:11 ベースボールキング
● DeNA 1 − 2 広島 ○
<23回戦・横浜>
広島が接戦に勝利。ドラフト1位の森下暢仁投手(23)が、投げては9回4安打1失点(自責0)の完投、打っては決勝適時打と投打に渡り活躍した。
森下は3回、バックの失策と不運な適時打で先制点を失うも、中盤以降は安定感抜群の内容。4回以降はDeNA打線をわずか1安打に封じた。
ドラ1右腕を援護したい打線は5回、3番・鈴木誠の左前適時打で同点。8回は二死から8番・菊池涼が左前打とギャンブルスタートでの盗塁で得点圏に進むと、9番・森下が自らのバットで決勝点となる右前適時打を叩き出した。
森下は今季9勝目(3敗)を2度目の完投で飾り、ヒーローインタビューで「逆転されないよう、1点でも少なく抑えようという気持ちでした」と笑顔。決勝打については「とにかく勝ちたいという気持ちが強かったのでうれしかったです」と振り返った。新人王を争う巨人・戸郷(8勝)を上回る9勝目。「残り試合も負けないように勝っていきたいと思います」と声を弾ませた。
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