阪神・大山の劇的弾で今季の勝ち越し決定 キング岡本と2本差の27号

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2020年11月04日 22:32  ベースボールキング

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阪神・大山悠輔
○ 阪神 3x − 2 ヤクルト ●
<23回戦・甲子園>

 阪神が大山悠輔の一振りでサヨナラ勝ち。残り4試合で貯金を5に増やし、2年連続のシーズン勝ち越しを決めた。

 勝負を決めたのは4番のバットだった。2−2の同点で迎えた9回、一死走者なしの場面で4番・大山が打席に入ると、カウント2−2から梅野雄吾の147キロを一閃。快音を残した打球は左中間スタンドへ飛び込み、27号サヨナラホームランとなった。

 歓喜のシャワーを浴びた大山は「感触はスゴイ良かったんですけど、打球が低かったので、入ってくれと思って走ってました」とお立ち台で決勝弾を振り返り、「試合を決めるのが仕事だと思ってるので、本当によかった」と安堵の表情を見せた。

 これでセ・リーグの本塁打王争いでトップを走る岡本和真(巨人)と2本差の2位タイに浮上。本人は「チームの勝利のために一生懸命やっていれば自分の成績もついてくると思っているので、そこに向かって頑張りたい」と控えめだったが、矢野燿大監督は「これでホームラン王争いも最後までもつれさせていってほしい」とコメント。覚醒した大砲の個人タイトル奪取へ、期待を口にした。

 残り試合数は阪神が「4」で巨人が「5」。1986年のランディ・バース以来、34年ぶりのキング誕生なるか。まだまだホームラン王争いから目が離せない。


▼ セ・リーグ本塁打王争い
29本 岡本和真(巨人)
27本 丸 佳浩(巨人)
27本 大山悠輔(阪神)
26本 村上宗隆(ヤクルト)
25本 鈴木誠也(広島)
25本 ネフタリ・ソト(DeNA)

このニュースに関するつぶやき

  • 大山は好調期が短いが、出だすと続くことが多いので、まともに勝負してくれればあと3本ぐらいは打てるかも?
    • イイネ!1
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