阪神・スアレスの最多セーブ確定 球団3年ぶりの栄誉「今年1年間とても良い状態で臨めた」

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2020年11月04日 23:32  ベースボールキング

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阪神のスアレス(C) Kyodo News
○ 阪神 3x − 2 ヤクルト ●
<23回戦・甲子園>

 阪神のクローザーを務めるロベルト・スアレスが最多セーブ投手賞を受賞することが決まった。今季は50試合に登板して3勝1敗24セーブをマークし、逆転の可能性を残していたライデル・マルティネス(中日)が、この日一軍登録されなかったため、今季4試合を残してタイトル獲得が確定した。

 スアレスはこの日も2−2の同点で迎えた9回に登板し、三者凡退の好リリーフ。直後のサヨナラ勝ちを呼び込み、決勝弾を放った大山悠輔とともにお立ち台に上がった。

 自身初タイトルについては「今年1年間とても良い状態で臨めたし、なによりチームにセーブをする機会を与えてもらったので、そこをなんとかいかしたいと思ってやってきた。タイトルがついてよかった」と胸を張った。

 スアレスはベネズエラ出身の29歳。2016年にソフトバンクに加入し58試合に登板するも、2年目に右肘を痛めトミージョン手術を決断。先発挑戦も経て、昨季限りでソフトバンクを自由契約となっていた。

 阪神に加入した今季は、セットアッパーとして開幕を迎えていたが、7月12日から藤川球児に代わって9回のマウンドへ。最速161キロのストレートを武器にセーブを積み重ね、絶対的クローザーとしてチームの上位浮上を牽引。阪神の最多セーブ獲得は、2017年のラファエル・ドリス(現ブルージェイズ)以来、3年ぶりとなった。

このニュースに関するつぶやき

  • 元ホークスにおったスアレスが移籍1年目でセーブ王とは… おめでとう!!
    • イイネ!16
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