楽天が由規や熊原ら10選手に戦力外通告…由規は現役続行を希望

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2020年11月05日 19:44  ベースボールキング

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西武・熊代を三振に仕留め、ガッツポーズする楽天・由規 (C)Kyodo News
◆ 渡邊佑樹には育成契約を打診

 楽天は5日、渡邊佑樹投手(24)、熊原健人投手(27)、由規投手(30)、山下斐紹選手(27)、ルシアノ・フェルナンド選手(28)の5選手に来季の選手契約を行わない旨を伝えたことを発表。なお、3年目の渡邊佑樹に対しては育成契約を打診しているとのこと。

 また、木村敏靖投手(25)、南要輔選手(26)、松本京志郎選手(21)、中村和希選手(25)、耀飛選手(24)の育成5選手に対しても育成再契約を行わない旨を発表している。


◆ 由規は現役続行に意欲

 由規は自身の今後について「今の段階では現役続行を希望しています。他球団のお話なども待ちながら、トライアウトへの参加も考えています」とコメント。「ぼろぼろになった状態で獲っていただいてほぼ全く投げられない状態で来たので、ここまで投げれるようになるまでリハビリで支えてくださったトレーナーの方々にも感謝ですし、とにかく野球ができる環境を作っていただいたことが、僕にとっては本当に感謝しかないです」と感謝の言葉を続けた。

 さらに、「この楽天生命パーク宮城で地元の声援を浴びながら投げられたことがなによりの宝物です。まず、地元に球団があって地元でプレーできる選手はなかなかいないと思いますので、そういう意味でも本当に幸せだったなと思います」と続け、地元球団で過ごした2年間を振り返っている。

 2007年の高校生ドラフトで中田翔(日本ハム)や唐川侑己(ロッテ)と共に「高校ビッグ3」として注目を集め、5球団競合の末にドラフト1位でヤクルト入りした由規は、肩の故障などもあり2018年オフに戦力外通告を受けたが、地元の楽天と育成契約で合意。翌2019年7月に支配下選手となり、1試合に登板して最速150キロをマークするなど復活を印象付けたが、今季は一軍での登板機会はなかった。

 熊原など、今後は未定としている選手もいるが、多くの選手が現役続行を希望し、トライアウトにも参加する意向を示している。戦力外通告を受けた選手と、各選手の今後は以下のとおり。


<投手>
47 渡邊佑樹(※育成契約を打診)

59 熊原健人
「まだ、はっきり決めていないです。自分の中で野球がしたいのかどうかを含めてしっかり整理して、これから考えていきたいと思います。」

63 由規
「今の段階では現役続行を希望しています。他球団のお話なども待ちながら、トライアウトへの参加も考えています。」

131 木村敏靖
「トライアウトを受けようと思っています。まずはそこでやってみてから考えたいと思います。」


<捕手>
29 山下斐紹
「まだ自分はやれると思っていますので、トライアウトも含め、野球は続ける方向で考えています。今年は一軍で結果はでなかったですがファームで思うようなプレーもできましたし、キャッチャーというポジション以外でも思うようなプレーができていましたので、キャッチャーというポジションにこだわりを持たずに評価していただける球団があるのであれば野球はまだまだ続けたいと思います。」


<内野手>
129 南 要輔
「まだ未定です。野球を続けるかどうかに関しても、これからゆっくり考えたいと思います。」

133 松本京志郎
「まだ全然決めきれないですけど、21歳ということもあり野球もまだまだこれからだと思っています。次のことを始めるにしても、なんでもできる歳だと思うのでいろいろ人としっかり相談をして決めたいなと思います。」


<外野手>
97 ルシアノ・フェルナンド
「トライアウトには前向きですが、まだ整理がついていないですし家族とも話をしていないので、これからしっかり考えたいと思います。怪我もしていないし身体も十分動いていますので、今までどおり練習をして現役続行の話が他球団からあれば待ちたいなとは思います。」

134 中村和希
「まずはトライアウトを受けようと思っています。」

150 耀飛
「トライアウトは受ける方向で考えています。現役で続けることができるように、休むことなく身体を動かしてチャンスがあれば頑張りたいと思います。」

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