DeNAから巨人へFA移籍した野手 1年目の成績は?

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2021年01月11日 08:10  ベースボールキング

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今季から巨人でプレーする梶谷隆幸 【写真はDeNA時代】(C) Kyodo News
このオフにDeNAからFA宣言した梶谷隆幸は、巨人へ移籍した。

 梶谷は2014年に盗塁王に輝き、同年から4年連続で100試合以上に出場しレギュラーとして活躍してきたが、故障の影響により18年と19年ともに41試合の出場にとどまった。それでも、プロ14年目の今季、一時打率リーグトップに浮上するなど、打率.323、19本塁打、53打点、14盗塁の成績を残した。

 昨年7月30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「もともとバッティングは良いものを持っている。故障さえしなければ、そこそこ働く選手。今年の場合はボール球に手を出さずに、バッターボックスのなかで我慢して良いボールを待ちますね」と話した。

 大矢氏が話したように故障がしなければ、結果を残す選手。新天地となる巨人でも、昨季のような活躍を見せたいところ。当時の状況、選手のタイプは違うため単純に比較はできないが、過去にDeNAからFAで巨人に移籍した野手を調べると、村田修一氏、金城龍彦氏がいる。

 村田氏は梶谷と同じようにDeNAの中心選手としてプレーし、FAで巨人へ移籍。巨人は常に優勝が求められ、選手も結果を出すのが当たり前と、ややプレッシャーのかかる球団ともいえる。その中で、村田氏は全144試合に出場し、打率は.253から.252と移籍前とほぼ変わらないが、本塁打と打点は前年を下回る成績となった。

 同じ外野手の金城氏は、古巣のDeNA戦で移籍後第1号となる決勝の3ランを放ったが、この年限りで現役を引退している。

 巨人でも梶谷は昨季のような活躍を見せることができる注目だ。

▼FAでDeNAから巨人に加入した野手の成績
村田修一
移籍前:144試 率.253 本20 点70[11年]
移籍後:144試 率.252 本12 点58[12年]

金城龍彦
移籍前:90試 率.200 本0 点11[14年]
移籍後:36試 率.233 本1 点10[15年]

(ニッポン放送ショウアップナイター)

このニュースに関するつぶやき

  • 逆に駒田は巨人→横浜で優勝、2000本達成したので、良かったと思います
    • イイネ!4
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