天井から飛び出るフクロギツネの足 住人は「撫でたりして良い関係を築いてます」(豪)

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2021年01月11日 21:12  Techinsight Japan

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穴から見えるフワフワの体毛(画像は『Floof the possum 2021年1月6日付Facebook「Ceiling Floof」』のスクリーンショット)
小さな穴があいた天井から鋭い爪を持つ動物の足が伸びており、フワフワの毛もちらりと見える。この写真はオーストラリア在住の女性が自宅で撮影したもので、1年前から天井裏に棲みついているポッサムが穴をあけてしまったという。『7NEWS.com.au』などが伝えた。

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豪クイーンズランド州スプリングウッド在住のサブリナ・レイヴンさん(Sabrina Raven)は、2階建ての住居に両親と住んでおり、サブリナさんが1階、両親が2階で生活している。

サブリナさんは今月5日、Facebookのプライベートグループ「Crap wildlife photography」に1階のバスルームで撮影したという写真を投稿した。

写真には穴があいた白い天井が写っており、そこから鋭く伸びた爪を持つ動物の足が伸びていた。投稿には「これはフクロギツネ(Brush-tailed possum)の足です。母親がこの子に“フラッフ(Floof)”と名前を付けています。ちゃんと生きていますよ」と説明している。


このフクロギツネは、約1年前から1階と2階の間に棲みついたという。フクロギツネはポッサムの一種で夜行性のため日中はこの天井裏で眠っており、足だけではなく体毛の部分が穴から飛び出ていることもあるそうだ。

サブリナさんは「たぶん、この天井の上には換気用の狭い空間があるんだと思います。フラッフは天井を突き破ったのではなく、かじって穴をあけたみたいです。安全な寝床を手に入れたフラッフに対して、私も穴から撫でることができますし良い関係を築いていますよ」と話しており、フラッフをペットのように可愛がっているようだ。

この写真は海外掲示板サイト『Reddit』でもシェアされており、「これはちょっと怖くないか?」「狼男かと思ったよ」と怖がるユーザーもいたが、「マニキュアを塗ってみよう」「ハイタッチしたいんじゃない?」「オーストラリアでの生活は飽きないだろうね」と多くのユーザーがジョークを飛ばした。

サブリナさんは今回の写真が話題になったことを受け、フラッフ専用のFacebookアカウント「Floof the possum」を開設し、穴を通してフラッフを撫でる様子などを投稿している。

また穴のあいた天井を修理する予定とのことで、サブリナさんはフラッフが天井裏に出入りしている通路を見つけて家の近くに別の巣箱を用意したいと思っているそうだ。捕まえることも考えたようだが「天井を修理しても、かじられて再び穴があいてしまうと思う」とサブリナさんは予想しており、修理する前に何かしらの対策が必要なようだ。

画像は『Floof the possum 2021年1月6日付Facebook「Ceiling Floof」』『RokzFast 2021年1月7日付「Brisbane possum named Floof lives in the roof of a house, whose owner pets her through a hole」(Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

このニュースに関するつぶやき

  • 野生動物は、どんな菌持ってるかわからないんだけどな。さすが豪州人は、コロナ蔓延の御時勢でも、大らかというか無神経というか。
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