横浜F・マリノスは13日、ブラジルのパルメイラスから期限付き移籍で加入していたブラジル人FWエリキの期限付き移籍期間が満了となったことを発表した。
現在26歳のエリキはゴイアスやパルメイラス、アトレチコ・ミネイロ、ボタフォゴなどブラジルでのプレーを経て、2019年8月にパルメイラスからの期限付き移籍で横浜FMに加入した。2019シーズンは明治安田生命J1リーグで12試合の出場で8ゴールを記録し、J1優勝に貢献。2020シーズンはJ1リーグで29試合の出場で13ゴールを記録した。
期限付き移籍期間が満了となったエリキはクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。
「横浜F・マリノスファミリーのみなさん。日産スタジアム、ニッパツ三ツ沢球技場、そしてアウェイゲーム。どの試合でも、そこにはいつも素晴らしいサポートがあり、いま思い返してもすべての方への感謝の気持ちでいっぱいです」
「2019年の夏に加入した時、クラブにはJリーグ優勝という目標がありました。F・マリノスらしいサッカーとたくさんのゴールで連勝し、その目標を達成することができました。F・マリノスのサッカーはとても楽しくて、自然と笑顔になりましたし、ここで得たタイトルは私にとっても特別なものであり、これからも心の中に残り続けます。アンジェ・ポステコグルー監督、ありがとうございました。またチームスタッフや関係者、クラブスタッフの皆さん、ありがとうございました。そしてこのチームを一つにまとめた素晴らしいキャプテンである喜田選手、扇原選手、マルコス選手、ありがとうございました。共に戦った仲間たち一人ひとりにも名前をあげて感謝を伝えたいですが、この仲間たちとサッカーを出来たことは私にとって光栄なことで、本当に感謝しています」
「これから自分にとって新たな挑戦が始まりますが、クラブを離れてもF・マリノスのことを常に応援し続けます。日本を愛していますし、またいつか戻って笑顔で幸せを分かち合いたいです。このクラブへの愛情を忘れることはありません。最後にお願いがあります。共に戦ってリーグ優勝を勝ち取った、2019年12月7日のことを決して忘れないでください。F・マリノスファミリーをずっと応援しています。いつの日か、またこの素敵なユニフォームを着れたら幸せです。今まで熱い応援をありがとうございました」