アスルクラロ沼津は13日、元日本代表FW中山雅史が退団し、ジュビロ磐田のトップチームコーチに就任することを発表した。
現在53歳の中山は、ジュビロ磐田の前身であるヤマハ発動機で1990年にプロキャリアをスタート。磐田では354試合に出場し157得点を挙げるなど活躍したのち、2010年に北海道コンサドーレ札幌に移籍。2012年のシーズン終了後に一度は現役を退いたが、2015年9月に沼津で現役復帰。しかし、同クラブで公式戦に出場することはなかった。
沼津退団を発表した中山は沼津の公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「この度、アスルクラロ沼津の現役選手のトレーニングをひとまずやめて、ジュビロ磐田のコーチとして活動する事に決めました。2015年から2020年の6シーズン、ほぼリハビリで過ごしましたが、U18のコーチをこの2年間させていただき、日本クラブユースサッカー選手権(U−18)大会にも出場し、子どもたちの成長を見ることができた事を幸せに思います。またいつか沼津に戻る事があるかもしれません。その時は、よろしくお願いします。ありがとうございました!!」
そして、12年ぶりの復帰となる磐田の公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「この度ジュビロ磐田のコーチとして帰ることになりました。J1昇格に向けて、鈴木監督を全力でサポートしていきます。よろしくお願いいたします!!」