リーガルが希望退職者100人募集、ビジネスシューズの需要が減少

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2021年02月15日 15:52  Fashionsnap.com

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リーガル公式サイトより
リーガルコーポレーションが2月15日の今日開催した取締役会において、希望退職者の募集を決議した。対象は4月30日時点で満50歳以上の社員で、人数は100人程度。募集期間は3月8日から19日までで、退職日は4月30日としている。退職者には規定の退職金に特別退職金を加算し、希望に応じて再就職の支援を行う。

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 希望退職者募集の理由について同社は、新型コロナウイルス感染拡大の収束の見通しが立たないことから、業績の早期改善に向けて収益状況に見合う効率的な人員体制の構築が必要となったことを挙げている。
 このほか、事業の効率化と生産性の向上を目的に連結子会社である米沢製靴の解散を決議。リーガルコーポレーションの国内生産子会社4社ではビジネスシューズを中心に生産してきたが、革靴市場全体の縮小やカジュアル化傾向により主力商品であるビジネスシューズの需要が減少しており、抜本的な生産能力の削減が課題となったため、そのうちの1社の解散を決めた。解散日は4月30日、清算完了日は6月30日を予定。全従業員の48人には退職金に加え特別退職金を支払い、希望に応じて再就職の支援を行う。
 希望退職者の募集と子会社解散に伴い発生する費用は、2021年3月期連結決算において特別損失として計上する。
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このニュースに関するつぶやき

  • 若い人も、人口も減ってきているので、経済規模も縮小するっていう考えもあるかもね。無理にいまの『無駄に便利な生活』を維持するのはどうかと思う。
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