ロッテ・佐々木千隼が粘りの2回0封で存在感

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2021年02月18日 23:00  ベースボールキング

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ロッテ・佐々木千隼投手
◆ ロッテの“佐々木”は朗希だけじゃない!

 ロッテは18日、金武町ベースボールスタジアムで行われた練習試合で楽天と対戦。この試合にロッテの2番手として登板した佐々木千隼投手が、バックのミスなどからピンチを背負ったが要所を締めて2回を無失点で終えた。

 3回からマウンドに上がった2016年のドラ1右腕は、この回の先頭打者・辰己を遊撃手・小川のファンブルで塁に出し、続く田中には内野安打を許して無死一二塁のピンチを背負う展開に。しかし、初回に先制の適時打を放っている小郷を簡単に追い込むと、タイミングをずらしてサードフライに打ち取り、続く和田恋にもストライク先行のピッチングを見せて最後はサードゴロに仕留めた。なおも二死二三塁とピンチは続いたが、渡邊佳をファーストゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 2イニング目の4回は、先頭の石原に7球粘られながらも最後は力強い高めのストレートで空振り三振を奪うと、続く黒川が高々と打ち上げた打球が、強風の影響もあって譲り合ったショートとレフトの間に落ちてしまい、これが二塁打となるアンラッキーな展開となった。さらに下妻にもレフト前にポトリと落ちる打球で続かれ、今度は一死一三塁のピンチに。それでも村林を併殺打に仕留めて度重なるピンチを無失点で凌いだ。

 佐々木千にとっては打ち取った当たりで走者を許す難しい展開となったが、ストレートは力強く、変化球もキレがあり、その両方をコースに投げ込んでピンチを凌ぎきる逞しいピッチングを披露した。肘の手術などを乗り越え5年目を迎えた期待のドラ1・右腕が、遂に飛躍の時を迎えるかもしれない。


▼ 佐々木千隼投手の年度別主要成績
2017年:15登板(4勝7敗)防御率4.22
2018年:一軍での登板機会なし
2019年:7登板(2勝1敗)防御率2.53
2020年:5登板(0勝0敗)防御率8.31
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通算:27登板(6勝8敗)防御率3.92

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  • 存在感?まだまだでしょ?腐ってもドラ1。取材した奴、野球見る眼あんのか?
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