Netflixアニメ「Yasuke-ヤスケ-」はアフリカ人初の武士が主人公

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2021年03月09日 16:31  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

Netflixアニメ「Yasuke-ヤスケ-」はアフリカ人初の武士が主人公

 Netflixオリジナルアニメシリーズ「Yasuke-ヤスケ-」が4月29日より全世界独占配信されます。


 物語の主人公は戦国時代に実在し、織田信長につかえたことでも知られる「ヤスケ」。アフリカ人初の武士であり最強の浪人・ヤスケを中心とした物語が、完全新作アニメのファンタジー時代劇として全6話で描かれます。


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 本作の原案・プロデュース・監督を務めるのはラション・トーマス。「キャノン・バスターズ」に続き2作品目のNetflixオリジナルアニメシリーズとなります。


 アニメーション制作を「ドロヘドロ」、「進撃の巨人 The Final Season」や「呪術廻戦」など国内外を問わず高い評価を得ているMAPPAが担当。キャラクターデザインを「LUPIN the Third -峰不二子という女-」を手掛けた小池健が担当します。


 さらに主人公のヤスケ役には数々の賞を受賞した俳優ながらラッパーとしても知られるキース・スタンフィールドを起用。またグラミー賞にノミネーションされた経歴を持つ、フライング・ロータスが音楽で参加しています。


 全世界から集結した最高のクリエーターによって生み出されるのは、アフリカ人初の武士となったヤスケの物語。一度は隠居の身となった浪人ヤスケが、謎の力を持つ少女を闇の力から守るため、再び刀を手に取り立ち向かっていく様子を描きます。



■ ラション・トーマス(原案・プロデュース・監督)コメント

 このプロジェクトにはある種のセレンディピティがあります。あるアフリカ系アメリカ人の男性が日本へ移住し、日本アニメ界における天才たちと生活し仕事をしている。そんな彼が作っているのは、日本へ行きエリートの日本人侍の中で暮らし戦士になった、あるアフリカ人の物語なのです。MAPPA、(音楽の)フライング・ロータス、(主演の)ラキース・スタンフィールド、そのほか才能あるチームと一緒にこのアドベンチャーシリーズを作ることに、心の底から運命を感じています。


 ヤスケは日本の歴史の中で魅力的で神秘的な人物であり、何十年にもわたり今日のメディアでも関心を集めています。私は十数年前に初めて、日本の歴史上にヤスケという人物がいたことを知りました。来栖良夫の児童書「くろ助」には、私の好奇心をくすぐるイラストが掲載されていました。くろ助が架空の人物ではなく、実在の人物であることを学び、冒険物語に最高のキャラクターだとさらに興奮しました。


 昔からのファンの方はもちろん、初めての方にも、歴史上の人物の姿を再構築した作品を楽しんでいただけることを楽しみにしています。


情報提供:Netflix


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  • 「寛永6年の御前試合に、関ヶ原の合戦の頃より名を馳せた「仏法僧」として参加し、褒美として帰郷を承諾され、礼を述べ座したまま老衰死した」んじゃなかったか。(『腕 -駿河城御前試合-』原作:南條範夫・作画:森秀樹)
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