エンゼルス・大谷、開幕戦は無安打も…チームの逆転勝利を呼び込む勝ち越しホームイン

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2021年04月02日 14:24  ベースボールキング

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エンゼルスの大谷翔平
○ エンゼルス 4 − 3 ホワイトソックス ●
<現地時間4月1日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は現地時間1日(日本時間2日)、本拠地で行われたホワイトソックスとの開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場。4打数無安打に終ったものの、8回は逆転につながる相手のエラーを誘い、勝ち越しのホームを踏んだ。




 この日のエンゼルスは相手先発ルーカス・ジオリトに大苦戦。3回まで一人の走者も出すことができず、大谷も第1打席は外の変化球を振らされて空振りの三振。4回の第2打席は追い込まれる前の速球を狙っていくも、初球の高めボール球に押されて三邪飛。突破口を開くことができない。

 それでも、大谷の後のマイク・トラウトが四球を選んではじめての走者となると、さらに四球で一・二塁とし、ジャスティン・アップトンがセンターへの適時打。ワンチャンスをモノにし、1−1の同点に追いつく。

 直後の5回に2ランで勝ち越しを許すも、裏にマックス・スタッシがジオリトから一発を放ち、2−3と1点差で終盤戦へ。大谷は6回先頭の打席は変化球をうまくとらえるも、打球はライトの守備範囲。右飛で3打席凡退に倒れる。



 第4打席は1点差のまま迎えた8回裏、相手は左腕のバマー。先頭のデービッド・フレッチャーが内野安打で出塁して無死一塁の場面。大谷は外のボールを2つ空振りしてかんたんに追い込まれるも、4球目の変化球をなんとかバットに当てると、打球はセカンドの正面。しかし、ゲッツーを急いだ相手の二塁手のセカンドへの送球が逸れ、二塁はセーフ。一塁にも投げることができず、エラーとなって無死一・二塁とチャンスが拡大する。

 すると、ワイルドピッチで一・三塁となり、頼れる男・トラウトが三遊間を破る適時打を放って同点。その後、三振と四球で一死満塁となり、アルバート・プホルスの三ゴロ間に大谷は本塁へ突入。決死の走塁とスライディングで1点をもぎ取り、チームに勝ち越し点をもたらした。

 逆転直後の9回表は、新守護神のライセル・イグレシアスが危なげなく3人で締めて逆転勝ち。エンゼルスが2021年の開幕戦を勝利で飾った。

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  • 御子様に腕を引っ張られて大騒ぎになるのだから無理に打って走っては選手生命をチチメールだけな Ψ( ̄∀ ̄)Ψ〜
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