「東京ミッドタウン」3施設目が八重洲に誕生へ、日本初のブルガリホテルも

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2021年04月08日 14:11  マイナビニュース

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三井不動産は4月8日、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として推進している「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定したことを発表した。2018年12月に着工し、2022年8月末の竣工を予定している。

○都心部におけるミクストユース型の街づくり

「東京ミッドタウン(港区赤坂)」「東京ミッドタウン日比谷(千代田区有楽町)」に続く3施設目の
「東京ミッドタウン」となる。

東京ミッドタウンとは、同社が開発する都心部におけるミクストユース型(複合用途型)街づくりのブランド名称。同ブランドは2007年の誕生以来、「『JAPAN VALUE』を世界に発信しつづける街」をビジョンに掲げ、「Diversity」「Hospitality」「Creativity」「Sustainability」の4つを共通の提供価値として街づくりを進めている。

東京ミッドタウン八重洲の施設コンセプトは、「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド 〜日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街〜」。街の提供価値として、東京ミッドタウンブランド共通の提供価値に加えて、「Centrality(圧倒的な交通利便性を活かし、世界への出発点となる街)」「Open Mind (誰にでも開かれ、新たな成長や挑戦の機会があふれる街)」「Harmony(多様な人々が出会い、感性が重なり、新たな価値が生まれる街)」を設定した。

○オフィス、ホテル、商業施設などで構成される交通の要所

「東京駅前八重洲一丁目東地区」「八重洲二丁目中地区」とともに東京駅前3地区で進行中の再開発事業の皮切りとなる。敷地面積は1.3ha超、延床面積は28万m2超。

地下1階でJR「東京」駅と接続し、隣接する「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」竣工後には、東京メトロ銀座線「京橋」駅まで直接アクセスが可能となる。

39階〜45階(A-1街区)には、ブルガリ ホテルズ & リゾーツ日本初進出となる「ブルガリ ホテル 東京」が開業。ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、これまで、ミラノ、ロンドン、バリなど世界6都市に展開している。「ブルガリ ホテル東京」は10軒目の開業で、日本初進出となる(2021年3月時点)。

7階〜38階(A-1街区)のオフィスは、東京駅周辺で最大級の基準階専有面積約4,000m2(約1,200坪)のフロアプレートを実現した。

首都圏の大規模オフィスとしては初の「完全タッチレスオフィス」を実現するなどさまざまな新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策技術を実装。ロボットや5Gを活用し、オフィスビル内でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するという。多様な働き方を実現させるとともに、健康支援などさまざまなソフトサービスを提供するとのこと。

入居テナントのニーズに応じて、グリーン電力を使用することができる「グリーン電力提供サービス」を導入。施設内の使用電力に、同社が保有・開発した全国5カ所の太陽光発電所の環境価値を付加する初の事例となる。

商業施設(地下1階〜3階(A-1街区)、1階(A-2街区))は、隣接する八重洲地下街(ヤエチカ)と地下1階で接続し、八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の竣工後には、地下1階および2階の2層で接続する。

地下2階(A-1街区)に整備するバスターミナルは、東京駅前3地区の再開発事業が連携することにより、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約、国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大規模のバスターミナル(隣接する東地区・中地区と合わせ20バース)となる。

さらに、中央区立城東小学校や子育て支援施設(認定こども園)が設けられる。また、周辺エリアに対し「電気」と「熱」を供給するエネルギープラントを建物内に設置し、BCPの提供により防災対応力強化と環境負荷低減を実現するという。

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