日本ハム・王柏融が4番の仕事「皆が作ってくれたチャンス」決勝点含む2打点

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2021年05月20日 22:50  ベースボールキング

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王柏融が日本ハムの救世主に…? (C) Kyodo News
● 楽天 1 − 4 日本ハム ○
<12回戦・楽天生命パーク>

 日本ハムの王柏融選手は20日、敵地で行われた楽天戦に「4番・指名打者」で先発出場。先制ソロと決勝打点を含む3打数1安打2打点の活躍で、チームの連敗ストップに大きく貢献した。

 第1打席からいきなり魅せた。2回の先頭打者として打席に入ると、カウント1ボールから相手先発・瀧中瞭太の投じたカーブをすくい上げ、右翼ポール際に飛び込む3号先制ソロ。「感触はすごく良かった。狙っていた球をしっかり捕らえることが出来た」と、自身も納得の一発を日本ハムファンが待つ右翼席へ放り込んだ。

 その後は2打席連続で三振に倒れたが、1−1の同点で迎えた8回、二死満塁の絶好機で打席に入ると、4番手・福山博之に2球で2ストライクと追い込まれながら、カットボールを見極めフルカウントに。内角のストレートをファウルで2球粘り、最後は8球目のカットボールを見極めた。

 値千金の押し出し四球に王柏融は左拳を握りガッツポーズ。「すごく嬉しかった。みんなが作ってくれたチャンスだったので、絶対に点を獲ってやろうという気持ちで打席に入った」と、息詰まる展開で呼び込んだ決勝点を振り返った。

 5月15日のソフトバンク戦から5試合連続で「4番」を任され、前夜に続く2試合連続の2打点。来日3年目は開幕こそ二軍スタートだったが、4月27日に一軍登録され、ここまで14試合の出場で打率.310、3本塁打、8打点の成績。台湾が誇る大王が中田翔不在の打線で存在感を示している。

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