都内の三越伊勢丹、日曜から高級衣料品売り場休業へ　東京都からブランドに要請

三越伊勢丹が、都内4店舗における5月23日以降の営業体制を変更することを発表した。当面の間、「高級衣料品（豪奢品）・ラグジュアリーブランド」にあたるショップを休業するという。

　同社は5月18日、東京都が「高級衣料品は生活必需品には当たらない」といった見解を示したことを受けて、19日以降の営業体制を変更することを発表。ラグジュアリーブランドの営業は継続するものの、一部商品の販売を控える形で対応してきた。
　三越伊勢丹の広報担当者によると、今回休業に至った背景には東京都からラグジュアリーブランドに対し休業の要請があったことを挙げ、同社と各ブランドとの間で再度協議の上で再休業を決めたという。