今季限りで退団か、一転残留か…最終節で見納めとなるかもしれない7選手

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2021年05月21日 23:30  サッカーキング

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今季終了後に所属クラブとの契約が満了を迎える選手たち [写真]=Getty Images
泣いても笑っても、あと1試合――。欧州5大リーグの2020−21シーズンは、いよいよ最終節を残すのみとなった。コロナ禍のシーズンを駆け抜けた選手たちにとっても、感慨深い瞬間だろう。

 もっとも、現時点で去就が不透明な選手たちは少なくない。今シーズン限りで契約が切れることが分かっていても、残留するのか、あるいは退団するのか、やきもきしているファンもいるのではないだろうか。

 そこで今回は、今シーズン限りで現所属クラブを去るかもしれない選手、最終節で“見納め”となる可能性がある選手たちを7名ピックアップして、紹介する。

[写真]=Getty Images

■セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)



 レアル・マドリードにとって、最終節のビジャレアル戦は逆転優勝がかかった重要な一戦。そのゲームは、セルヒオ・ラモスにとっても特別なものとなる可能性がある。クラブとの契約延長の話し合いは平行線を辿ったままという情報もあり、去就は極めて不透明だ。ジネディーヌ・ジダン監督にも退任報道があり、ひとつの大きなサイクルが終わるかもしれない。

■ジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)



 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得まで、あと1勝に迫ったリヴァプール。2年前のCL制覇に貢献したワイナルドゥムにとっては、有終の美を飾るゲームとなるかもしれない。今季限りで満了する契約について延長する気配はなく、退団が濃厚とされている。有観客の『アンフィールド』にて行われる最終節で、ファンに大きなプレゼントを届けられるだろうか。

■フアン・マタ(マンチェスター・U)



 マンチェスター・Uは5月26日にヨーロッパリーグ決勝を戦う。そのため、今週末のリーグ最終節は今季の最終戦ではないが、2014年から在籍するマタにとっては同クラブでのラストゲームとなる可能性がある。1年の延長オプションがあるとはいえ、契約は今季限りで満了。満足な出場機会を与えられておらず、イングランドでの挑戦にピリオドを打つかもしれない。

■ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)



 ミランの守護神も今季限りで契約が満了する選手の一人。残留を望むクラブは5年の長期契約をオファーしたものの、ミーノ・ライオラ代理人が求める年棒が保証されていないため、交渉が難航しているという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、来季のCL出場権獲得が同選手残留のカギを握るとし、23日に行われるアタランタとの最終節はまさに大一番となる。

■ハカン・チャルハノール(ミラン)



 CL出場権獲得の成否が去就に大きな影響を与えそうなのは、チャルハノールも同じだ。今季限りで契約が満了する同選手も、クラブが提示する給与額に納得しておらず、延長に向けた交渉は停滞中。とはいえ、欧州最高峰の舞台に返り咲きを果たすことが決まれば、本人の考えも変わるかもしれない。"ロッソネロ”の背番号「10」にとって、運命の週末を迎える。

■ヘンリク・ムヒタリアン(ローマ)



 今季、セリエAで2桁得点2桁アシストを達成したムヒタリアン。イタリアで完全復活を遂げたが、来季については“犬猿の仲”だとされるジョゼ・モウリーニョ新監督との話し合いに委ねられているという。なお、同選手の代理人もライオラ氏で、ローマ退団が決まった場合はミランへ移籍する可能性があるようだ。

■岡崎慎司(ウエスカ)



 今週末、究極のサバイバルマッチに挑む日本人選手が岡崎だ。ウエスカは降格圏内の18位エルチェと同勝ち点の17位。最終節のバレンシア戦に勝てば自力で残留を決められるが、引き分け以下に終わった場合は他会場の結果次第となる。今季限りで契約が切れる岡崎にとっては、クラブの未来と自身の将来がかかったビッグマッチだ。

(記事/Footmedia)

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