「左胸に寄り添うように」 飼い猫が乳がんを知らせてくれたと信じる女性(米)

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2021年05月22日 05:11  Techinsight Japan

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がんがあることを「猫が教えてくれた」と主張する女性(画像は『Stomachless_Kate 2020年5月10日付Instagram「It’s caturday every day in this house!」』のスクリーンショット)
世界中でペットが飼い主を救ったという話題は尽きることはない。アメリカ在住の乳がん患者の女性は、飼っている猫が自身の左胸に寄り添うようになったことで「乳がんがあることを警告していた」と主張し、多くの関心を集めている。『Metro』『New York Post』などが伝えた。

米ミネソタ州セントポール在住のケイト・キング・スクリビンズさん(Kate King-Scribbins、35)は2018年に乳がんと診断され、現在も治療を続けている。そんなケイトさんのがんにいち早く気づいたのは、飼い猫の“オジー(Oggy)”だったそうだ。

2018年のある日、普段はケイトさんの腕の中で眠るオジーが執拗に左胸に寄り添うようにして眠るようになったという。オジーを別の場所に移動させても、すぐにケイトさんの左胸に横たわって眠ろうとしていたとのことだ。ケイトさんは当時のことを次のように振り返っている。

「オジーは普段、私の腕に寄り添って眠るのが好きだったんです。しかしこの時期は左胸に寄り添って眠るようになり、不思議に思っていました。私が乳がんだと知るまでの数か月間、ずっと私の左胸に寄り添うようになったんです。」

そしてある晩のこと、胸に痛みを感じたケイトさんは自分で胸を触診したところ、硬いしこりのようなものがあることに気づいた。ケイトさんは後日、夫のアンディさん(Andy、37)に付き添われ病院で検査を受けたところ、ステージ3の乳がんだと診断された。

そこからケイトさんは複数の手術に加え放射線治療や化学療法などを受け、がんと闘ってきた。ところが2019年に、「浸潤性小葉性乳がん」と「びまん性胃がん」を引き起こす可能性のあるCDH1遺伝子における突然変異体と診断され、がんの転移を防ぐために胃の全摘出手術を受けることとなってしまった。

幸いにも現在はがんが転移することなく、順調に毎日を過ごせているという。また不思議なことに、これまでケイトさんの左胸にしつこいほど寄り添っていたオジーががんの手術後には全く見向きもしなくなったそうだ。

ケイトさんは乳がんを察知したオジーが伝えようとしたと信じており、自身のブログの中で次のように綴っている。

「ペットが話すことができたなら…私がオジーの行動に気づいて話すことができたら、もっと早くがんを発見できたんじゃないかって思わずにはいられないのです。」

「もし皆さんが信じないとしても私は構いません。しかし私の経験を知った他の誰かが(ペットによって)病気をいち早く知るきっかけになるのであれば、私は他から『猫狂いの女』に見えても全く気にしません。」

ちなみにオジーはケイトさんが20歳の時に保護した猫で、現在15歳になるという。彼女は「もしオジーが話すことができたなら、『ママのバカー! もうずっと前からママの胸にがんがあるって言ってるのになんで検査に行かないんだよ?』と話していたでしょう」と述べている。

ケイトさんは今後も治療を続ける必要があるようだが、現在は仕事に復帰してアンディさんやオジー、そして他のペットたちとともに幸せな生活を送っているとのことだ。

画像は『Stomachless_Kate 2020年5月10日付Instagram「It’s caturday every day in this house!」、2021年1月29日付Instagram「Made it through surgery, and may even get to go home today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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