浦和レッズに所属する元日本代表MF阿部勇樹が14日、今シーズン限りで引退することを発表。会見の模様は浦和レッズ公式のYouTubeチャンネルで伝えられた。
登壇した阿部は「私、阿部勇樹は、2021シーズンをもちましてプロサッカー選手を引退する決意をしました。長きに渡り応援してくださったファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、日本サッカー協会、Jリーグ、ジェフ千葉、レスター・シティ、浦和レッズの関係者の皆様、ありがとうございました。本当に幸せなサッカー人生でした」と語った。
1981年生まれで現在40歳の阿部は、1998年にジェフユナイテッド市原でプロデビュー。2003年に当時のイビチャ・オシム監督から21歳の若さでキャプテンに抜擢されると、2005年と2006年にはナビスコ杯(現ルヴァン杯)連覇に貢献した。2007年からは浦和レッズに移籍し、同年にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。2010年にはレスターへ自身初の海外移籍を果たし、2012年からは再び浦和へ復帰して2度目のACL優勝(2017年)も成し遂げた。
2018年シーズンに史上最年少でのJ1通算550試合出場を果たした阿部は、ここまで歴代4位の589試合に出場(2021年11月13日現在)。今シーズンも公式戦18試合に出場しており、先発出場した開幕戦ではゴールを決めるなど活躍を見せている。
また、日本代表としてもジュニアユース世代から頭角を表し、2004年のアテネオリンピックに出場。2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会では日本のグループリーグ突破にも貢献するなど、A代表としては通算53試合に出場し3得点を記録した。
このたび、阿部勇樹(40歳)が2021シーズンをもちまして、現役を引退することになりましたので、お知らせいたします。https://t.co/fmps9qLb9J
会見はこちらからご覧いただけます。https://t.co/jf0dEJYl4t#urawareds #浦和レッズ #wearereds #阿部勇樹 pic.twitter.com/V524PbPLzw— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) November 14, 2021