<選択肢を広げる方法>【後編】高校1年生なのに将来なりたい職業が決まらない。大丈夫?

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2021年11月18日 22:21  ママスタセレクト

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前回からの続き。高1になる投稿者さんのお子さんは、将来どのような仕事に就きたいかがまだ決まらず、志望する大学も決まっていないのだそうです。そのため学校から配られた「進路希望調査表」には何も書けず、空白で提出することに。

このままでいいのかと心配になった投稿者さん。ママスタコミュニティで高校生の子どもをもつママたちに、お子さんが将来についてどのように考えているかなどを聞いてみました。すると高1に限らず、高2・高3でも明確な将来のビジョンを持っていないお子さんもいることがわかりました。

将来のビジョンが明確ではない子どもたちに、親はどのように働きかけられるのかについて考えてみましょう。

気になる職種はない?


『うちの子は高校に入学してすぐくらいから大学の資料請求をしているよ。数学がキライだから私立文系までは決まったみたい。大規模感染症の影響と部活でオープンキャンパスは行けていないけれど、偏差値見て適当に書いていた。学部もいくつかまでは絞ってあるみたい』
明確なビジョンがなかったとしても、なんとなく気になる職種、大学はないでしょうか? 少しでも気になる職種や業界があれば、関連する分野を学べる大学探しから始めてみてもいいかもしれませんね。職業と決めつけず、業界や分野だけでもいいので、何かとっかかりさえ見つかれば、最初の一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

大学に行かないと学べないこと、なれない職業がある

『大学に行かなければなれない職業があるから、そこだけは早く調べた方がいいと思います。私の友だちは本屋さんで働きたかったけど、大卒じゃないと面接すら受けられないと言っていました』
得意なことや好きなことを職業にしたいと考えたとき、大学での単位取得や大学卒業という学歴が必要なケースもあります。もし少しでも気になる業種や職種がある場合、ママの声にもあるように、大学を出なければなれない仕事かどうかを調べてみることもオススメです。その大学に行くと決めるのではなく、気になる職種で働くためにはどのような選択肢があるのか、それらを知るだけでも大きな意味があるのではないでしょうか。

少しでも興味や関心があることを探すことから始めてみては


『うちの子も全然決まってなかったよ。とりあえず興味のある学部を選んで受験したけど、高校から決めておいたほうがいいとは思う』
お子さんが好きそうなものや得意分野から、興味・関心を示しそうな職業・学部を親が教えてあげることもオススメです。

たとえば英語が得意なら、語学の勉強や海外の文化を学ぶだけではなく、プログラミングを学ぶ際にも役立ちますし、税関や通関士、テーマパークのアテンダントなども考えられます。ゲームが好きなら、ゲームを作るだけではなく、デザインする人・宣伝する人などもあげられますね。

このように好きなことを細分化しながら小さなとっかかりを探せば、お子さんが興味・関心を示す職業や、大学での学びが見えてくるかもしれません。あとは大学に行きながらゆっくり将来のビジョンを明確にしていってもいいのですから。

選択肢や情報をどんどん子どもに与えてあとは本人に任せよう!


まだまだ経験値の低い子どもたちは、たった数年先のことすらよく見えなくて、「どうしたい?」と聞かれても困っているのかもしれません。

だからこそ親がさまざまな選択肢を与えて、子どもたちの視野を広げてみてはいかがでしょう。無理強いするのではなく、「こんなのもあるよ?」ぐらいの気軽さで、いろいろ情報提供をし、あとは子どもたちに任せるといいのかもしれませんね。

大学に行くことも、働くことも子ども自身です。親はどっしり構えて焦らず、いざというときはサポートし、子どもたちの行く末を見守っていきましょう。

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・わたなべこ

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  • 今晩は、飼い猫のPaoです。 ご主人様は高一で遣りたい仕事が決まってる方が珍しく無いかて言ってます。・・・(=^・^=)
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