ネクストレベルは12月24日、「親に反対された相手との結婚」に関する調査結果を発表した。調査は10月1〜15日、親に反対された相手と結婚した男女185人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「結婚を反対したのは」と聞くと、「母親」(51.9%)、「父親」(15.7%)、「父母共に反対」(32.4%)だった。
そして、「相手との結婚を親が反対した理由」を聞いたところ、「相手の収入が十分でない」(22.7%)、「態度や性格が気に入らない」(22.2%)、「相手の職業が気に入らない」(14.6%)、「相手が再婚」(14.1%)、「要介助者がいるなど家族の状況」(13.0%)、「相手の年齢が釣り合わない」(10.8%)、「家の格が合わない」(9.7%)、「相手にすでに子どもがいる」「結婚前に妊娠した」(9.2%)、「相手の出自が気に入らない」(7.6%)、「遠方に行ってしまうから」(5.9%)、「相手の親・兄弟姉妹の職業」「相手の容姿や服装」「相手の学歴が不十分」(5.4%)、「相手が片親・親がいない」「相手の趣味が気に入らない」「コミュニケーションがとれない」(2.7%)、「稼業を手伝ってくれない」(0.5%)、「その他」(24.9%)だった。
また、「親に結婚を反対されて、取った行動」を尋ねると、「説得を試みた」(47.0%)、「相手に会ってもらった」(38.4%)、「反対理由を解消するために努力」(26.5%)、「時間をかけて待った」(13.0%)、「相手の親に会ってもらった」「親との縁を切った」(11.4%)、「その他」(14.1%)となっている。
なお、具体的なコメントでは、「彼の借金が反対の原因だったので、二度とお金を借りない、ギャンブルをしないことを約束しました。その後、お金の管理はすべて私が行うことで許してもらいました」(香川県/20歳女性)、「不安定な職業であることで反対されたので、職に就いて懸命に働き、その姿を見て許してもらいました」(東京都/36歳男性)、「とりあえず相手に会ってもらって『自分の意志は変わらないので、しばらくは許してくれるまで待つが、許してくれなくても結婚する』と親に伝えました」(長崎県/44歳男性)などがあった。
次に、「親が反対した結婚相手と結婚してよかったか」聞いたところ、婚姻継続中の人は「よかった」(67.1%)だが、離婚した人は56.3%だった。
そして、「親が反対した人と結婚して良かった」と答えた回答者にその理由を聞くと、「親が賛成してくれた相手と結婚できるのが一番だとは思いますが、親が私の生活を一生保証してくれるわけでもないので、自分が決めた相手と一生いるほうが大事だなと思いました」(熊本県/39歳女性)、「社会的に問題のある人なら反対する気持ちも分かるが、結局一緒に暮らしていくのは自分なので、親が口を出すことではないと思う」(東京都/25歳女性)などが寄せられている。
また、親が反対した理由で結婚を後悔している人にその理由を聞いてみると、「離婚するときに、親に『ほら言ったでしょ』と言われました。結婚するまでは経済的な問題を理解できていませんでした。結果的に夫は仕事が続かず、耐えられなくなりました」(兵庫県/45歳女性)、「親とうまくいかなくなることは、いろんな意味で気持ちに負担がかかるということを経験した」(滋賀県/38歳男性)、「相手が仕事を辞め、家事・育児・仕事などをすべてひとりでやっていたが、反対された相手だから親に弱音を吐けないと思い抱え込んでしまった」(石川県/34歳女性)などの声があった。(MN ワーク&ライフ編集部)